2024.6.25. Tue.


〈僕の本棚シリーズ③〉




0時の終わり頃目覚める。外に出て一服。


戻り、たぬきつけ麺を作る。





まだ、1:30 すぎか。少し眠ろうか。


5時すぎに目覚める。


今日は先輩の研究する稲を前にして、議論をする。9時からだから、7:30には出ようか。



眠くなってきて、7:30 まで持たないなと、外出する。


地下鉄から北大に入る。


緑が濃いな。北大は構内に林と大木がごろごろしている。


農場庁舎に入り込み、約束の時間まで統計ソフト「R」超入門を読み進める。


約束の時間まで、あと 30分。眠たくなり、先輩に電話をしてみる。先輩は庁舎にいた。


おはよう〜、と言いあい、水田に向かう。




朝の会議があるとかでしばし待たされる。


久々の北大の水田の匂い。かつては、僕もここでフィールドワークをしていたものだ。


形質調査がなかなか済まなくて、夜の駅の灯りをたよりに、形質を判定していた。



〈北大名物ポプラ並木〉



先輩に北海道に上陸し、初めて北海道に適応した、中山久蔵の持っていた稲を見せてもらう。


感動。これが中山久蔵の稲。初めて見た。


この稲から派生した同名の稲をさらに解説してもらう。



写メでは同じに見えるかもしれないが、目に見えて、平均値と変動係数が違うのがよくわかる。統計解析したら、有意な差が検出できるはずだ。


少し冷え込んできて、先輩は部屋に戻ろうと促す。


部屋に戻り、分子解析と表現型解析の両方から、議論を深めた。先輩は分子屋、僕はフィールドワーカーだ。


先輩は学会発表は僕との共同発表にしたいと、言い出した。そんなに頼りにしてくれているんだな、と先輩の申し出を意気に感じた。じゃあ、頑張りますね、と僕は言った。



正午が来て、[コージーコーナー]に行くことにした。


北大農学部から札駅はすぐ。


おっ、札幌に夏を告げる花、タチアオイが咲き出した。週末の札幌は 30℃だと先輩は言っていた。夏なのだな、と思う。





正午をまわったばかりの[コージーコーナー]は、めちゃ混んでいた。火曜日の正午だが、スレンダー美人はいなくて、代わりに親切な娘がいた。


うまい具合に、お気にの席が空いていて、陣どり、アイスコーヒーを頼んだ。


図5. 可塑性の遺伝子の連鎖地図を日本語バージョンに直す。遺伝子のデータを見直して、ピンポイントの位置から、確率的な位置に直さないとな、と思うが、それはまた明日。


15時をまわって疲れきってしまった。


さ、帰ろうか。


うーん、飲んでいきたいな。


どうしようかな?


もえぎに連絡しなきゃ。




結局、馴染みの居酒屋に入る。


今日はろくすっぽ食べておらず、腹が減っていた。


空きっ腹に日本酒がしみる。




酒のおかわりの分が足りないと言って、社長は一升瓶に残った酒をくれた。


次々くるツマミ。









あっと言う間に平らげた。まあ、朝から蕎麦とおにぎり2個だものな。



久々に馴染みの客である、オノデラさんが来店して、よもやまばなしをする。ロフト縮小で、オノデラさんは、プータローになっていて、失業保険で暮らしていると、言っていた。失業保険をもらうための、ハローワークでの体験談、新型コロナの話、僕の近況などを話し、やがて、会計をした。


シアターキノで坂本龍一の映画が、7/5 までやっていると聞いて、もえぎと見に行こうかと思った。良いものは見せないとね。





〈ジューンブライドシリーズ⑧〉