2024.6.9. Sun.



水の呼吸、凪!


ふっふっふ、身動きとれへんやろ。


ちょこざいわ。


えい。


えい。


カキン。カキン。


ほれ。


ドカ。


こけたな、もえぎ。実戦なら、斬られてるで。


うっさいわ。


肩で息しとるやないか。もうやめよ。


ボン、強い。


なに、過信して、もえぎが術中にハマっただけよ。ボンじゃなくて、水柱こと冨岡義勇な、とか言ったりして(笑)



空が白んできたな。帰るで。警察来るからな。



ボン眠いわ。寝る前に蕎麦でも入れておこうかな。




幌加内そば。初めて買った干しそばだけど、美味しいな。


さ、眠ろ。


じゃな、もえぎ。お休み〜。



論文が通り、その論文の関連研究所に就職が決まる級友をよそに、就職が決まらない僕。就職について、教授に相談にゆくとき、目覚めた。


はっ、まだ6月、就職活動には間に合うんだっけ。


あ、そういや僕は生活保護者。就活関係ないんだった。


現実を見るまで少し時間がかかったのだった。



さ、曇っているけど、林に行こうか。読書できるといいな。


と、セイコーマートに寄り、つぶアンパンとTULLY'Sのアイスコーヒーを買って、林に入る。






寒いな。ウィンドブレーカーの下にフリースを着用してきたが、林が風に鳴くほど風が強い。


たちまち、芯から冷え込んだ。


読書をやめて、買い物に行こうか。


千円程度で、買い物を済ませたかった僕は、今日の夕飯をピーピー焼きそばにしようと決めた。もやしだけ二袋使うが、後の具は豚肉だけである。


明後日には、婆やの小包が来るから、それまでは、ピーピー焼きそばで良いだろう。



帰りも林をとおる。




昼飯を食べる。幌加内蕎麦に天ぷらをのせる。




あ〜、腹いっぱい。満たされた~。


この干しそば、確かに美味いな。さすが、幌加内産のそば粉を使っているだけある。



いつごろからだろう。


怠くても、日中眠れなくなった。覚醒しっぱなしなのである。


しかし、怠いので、仕事をしようという気にはならない。まあ、一昨日に論文を投稿したばかりなので、今は気が抜けていても仕方ないが…


それにしても、去年、一昨年、一昨々年の同じ頃は、日中眠くて無気力だった。長い鬱だったのだな、と思う。去年の11月末から今年の 2月いっぱいの入院中に病棟の担当医が Ⅰ型双極性障害と診断する程に、躁状態が強くなって行った。以来、鬱は来ることなく、躁が続いているようだ。


担当医が僕の調子が良いと言うのを警戒しているのが、なんとなく、分かる気がする。



腹心地が整ったな。


林に行こうかな。


と、フリースを着こみ外出する。



TULLY'S のアイスコーヒーを入れながら、緑を見ている。


あ、携帯忘れてきた。これじゃ、緑が撮れない。まあ、曇り日で鬱蒼とした緑だから、撮る必要もないか…



寒いな。


帰ろう。



寝っ転がる。読書さえする気がおきないのだった。



ただいま〜、ボン、夕ごはん何〜?


うん、ピーピー焼きそばだよ。


もう作るか、もえぎ? 腹減った?


うん、腹減った。



はい、ピーピー焼きそば。お代わりあるで。




うまいか?


うん、うまいうまい。


大盛りやったらなんでもエエのやなあ。


いや、出汁効いてるで、この焼きそば。


そうけ?






〈キッチンでビキニ恥ずかしいです。シリーズ⑧〉

 おっぱい小さいですね~♥