2024.5.11. Sat.


結局 2:57まで一睡もできなかった。ただ目を瞑っているだけしかなかった。もう眠れないだろうと思い、床を払う。


階下に降りて一服する。


部屋にもどり、袋麺(塩)をこさえる。白菜、ベーコン、つぶつぶコーン、そしてバターをトッピングした。




食後、猛烈な睡魔に襲われ、布団に倒れ込む。そのまま、6時すぎまで眠った。


まだ眠い。が、今日は朝一で[コージーコーナー]へ行こう、と思っていたが…


また眠ってしまった。


能力別にクラス替えをするために、走らされた。まわりの人はちんたら走っているのに、僕だけ真面目に走った。結果、7番になり、進級式は最前線だった。


という夢を見た。覚醒したら、8:42。ずいぶん眠ってしまった。


怠い。


歩きたくない。


だが、歩かないより歩いた方がマシとリュックを背負って、地下鉄最寄り駅まで歩を進めた。



ライラックが咲き始めた。公営団地の並木では、ライラックの高貴な匂いが立ち込めて、風に乗って、鼻腔をくすぐる。






ライラックの季節を過ぎると、札幌はタチアオイまであまり顕著な花が少ない。花の季節は短く、緑の季節になるのだ。通常、蝦夷梅雨と呼ばれる、梅雨のようなものが訪れない限り、最も新緑の季節は過ごしやすい。





余裕をこいて[コージーコーナー]に入ると、案内待ちになっていた。今日は二人席は無理かあ、と観念する。カウンター席でも広い席だと良いんだが…


と、待っていたら、席待ち状態ではなく、ホールスタッフの案内が追いついていないのだった。そこで二人席に陣取る。


コンピューターのスウィッチオン。


今日は大声で天下国家の話をする老人や、私は私はと主張しあうババアの大声が酷い。隣席だったら発狂していただろう。


オリジナルな思想を持ち、その思想に基づき行動をしない限り、相手にはされない。もちろん、行動すれば、批判と妨害がある。主な理由は、自分が何もしていないことが行動をしている人によって目立ってしまうことや、行動できない人のやっかみだ。博士課程の頃や、農業試験場で雇われている頃に妨害にあったことがある。ただ、僕は妨害には、物申し、時には暴力をチラつかせることから、妨害は最小限だったが。


行動しないで、大声で話す人は話して気分が収まるのであろう。そこには、何の成果もない。僕はそういう人は理解できない。うるさいだけだ。このあいだ先輩と飲んだときも、論文のアイデアを話して、意見交換することで、論文の考察がすっきりした。一方、先輩は学術的な議論を久々にして、元気づけられたと言う。話すということは、そういうことだと思うが、なかなか建設的な会話はなく、経験したり、聞いている範囲では、大概は言いっぱなしである。それは僕にとって味気ない。


同じ理由で、天下国家を論じているブログは好きではない。不倫推奨ではないが、不倫を実践している本人の体験の方がまだ面白い。天下国家を論じる人は政治家になって、その思想が有効なのかそうでないのか、有権者の裁きを受けると良い。たぶんオナニーすぎて受け入れられないだろう。




イントロとディスカッションを直して、正午をまわる。土曜日の正午、スレンダー美人がホールに出てきた。スカートをはいているので、彼女の美しいふくらはぎがもろにあらわれている。



ふと…


カバーレターは、どんなだっけと、開いてみる。大筋では良いが、少し言葉足らずだな、と思い、書き足していく。カバーレターは長すぎてはいけないが、編集者のハートを鷲掴みにしないと、審査にまわしてもらえない。そのバランスが難しいところだ。


ある意味、原稿本文より難しいかも知れない。



さ、14時だ。[コージーコーナー]を去ろうか。


今日は、Zoff に行って、メガネのフレームを調整してもらおうと思っている。受け渡しのときの調整がゆるゆるだったのだ。


ま、調整できたかな。なんかまだ緩い気もするが、前よりマシか。




[東光ストア]に寄り、ちょっと買い物をし、林に寄る。


林ではあたたかな風がそよいで気持ちいい。ベンチに座って、キッコーマン豆乳飲料アーモンドを飲みながら、たばこを吸う。


下草の花の季節は去り、林は新緑が広がっている。


聞き慣れない小鳥のさえずりが聞こえている。繁殖期に入るのだろうか。






今日は昼飯抜きだな。代わりに一合米をいれようか。



ただいま〜。


おかえりやす。


ボン、今日の夕飯は何?


婆やのカレーにしようか。結構ルウあったで。


17時に食事にしような。




さ、お食べ。


いただきま〜す。







〈あのころ君は美しかったね。今は?シリーズ②〉