2024.4.18. Thu.


夜の 22:24 に目覚める。


一時間ほどの睡眠の間に悪夢をたくさん見ていた。就職できない夢だった気がする。階下に降りて一服。闇に雨音のみが聞こえる。


部屋に戻って、寝直すことにした。


深夜 2:15に目覚める。小学館の編集部に高橋留美子が運転する車で連れていってもらったのだが、帰りに置き去りにされ、釧路駅まで歩かねばならないのだった。小学館の編集部あたりは、原爆が落ちた場所だと観光目当ての看板が立っていた。被爆者らしいおじいさんに釧路駅へ行く道はどの方向か、と聞いたところ、歩いていける距離ではないと言われ、途方に暮れてしまったのだった。


悪夢だった。夢の仔細を覚えているということは、眠りが浅かったのだろうか。



また、夢を見て、4:34に目覚める。ほんのり明るいので床を払い、階下に降りて一服する。昨夜から降っている雨はやんでいなかった。


一服でやめて、部屋に戻る。そして袋麺(塩)を作る。白菜、ベーコンそしてつぶつぶコーンをトッピングした。




しばし食休みをする。


それにしても、眠れないな。眠りも浅く、悪夢ばかり見る。毎日 2時間も眠っていないんじゃないか?眠らないのによく体がもってるよなあ。躁だな。今日の診察では、クエチアピンの更なる増量決定だろうな。



寒いので、ヒーターをつけた。


森島啓子編の「野生イネの自然史」を読み進める。改めて読むと、こちらの学力が上がっているためか、よく読める。





なんだか眠くなってきたので、シャワーを浴びることにする。シャワーは 4月5日以来だ。


ふう。目覚めた。久々のシャワーだが、この間より感動はないな。着替えて、電気シェーバーで入念に髭を剃る。まだ 8時になったばかり。更なる読書を進められる。



11:10。「野生イネの自然史」を読み終えた。学術的な表現より、野生イネの自生地に入っての感想文みたいなところが役にたった。野生イネは、人、牛、水牛に踏みつけられる。また、牛、水牛によって採食される。などは、現地に入った人でないと分からない情報だ。午前中の読書は有益だったと思う。



昼飯を作る。例によって 100円たぬきそば。




かっこんで、寝っ転がって食休みする。


午後一から外出するつもりでいる。結局、雨は上がらなかったので、歩くのをやめて地下鉄で病院最寄り駅まで行こうと決めた。ワープするので診察まで時間がある。ダイソーで DVDフォルダーを買いに行こうと決めた。



札幌のソメイヨシノが開花したと、札幌管区気象台が発表したらしい。こんなに寒いのににわかに信じられない感じがする。




週末に晴れる機会があるので、ソメイヨシノより先に咲いている、エゾヤマザクラを見に行こうかな。エゾヤマザクラは北大構内のいたるところにある。







ダイソーの帰りに馴染みの居酒屋に寄る。


社長と久々のおしゃべりをする。


もえぎがアメリカで担当の大学教授とケンカし、干されてしまったので、さらにケンカし、アメリカの大学院をやめて、札幌に帰ってきてしまったことを話す。そんなわけで、もえぎは今、シケているのである。懲りない奴である。幸いもえぎの出身校の元担当教授は優しく、いつでも戻っておいでと言ってくれているらしい。とはいっても、オランダの入学は秋から。それまで、うちにいさせてともえぎは言う。再び、姪との奇妙な同居生活が始まった。


さ、時間だ。病院行くわ、と社長に言うと、来月は飲みにおいでと社長は言った。



少しまわり道をして、北大のヤマザクラはどうかいな、と偵察する。おう、咲いてる咲いてる。週末、もえぎを誘ってヤマザクラを見に行く散策をするかな。



灯油・ガス代をセブンで払って、精神科ソファに座る。この二週間はふり返る必要もなく、眠れなかった、眠りが浅い、眠れて二時間、しかも必ず悪夢つきと言えるだろう。だが、日中のアクティビティは全く落ちないのである。



診察は 30分遅れ、だがすぐ終わった。


すぐわかる程に、躁が酷いのである。速攻クエチアピンの量が倍増になった。病状が酷いので、最も短いインターバルの来週、診察を受けることになった。



[なの花薬局]に入る。混んでいて、袋詰する手間もあるから、一時間くらいは待たされるかな、と思った。


まあ、のんびりしよう。イライラしても始まらない。


薬は40分程度で出来上がった。細身の人妻薬剤師から手渡された。物腰も好みで、こういう人なら、イライラすることはないかな、と思う。



帰宅する。


腹減ったともえぎが情けない声で言うので、食事の支度にはいる。もう一袋もミートソースかと思っていたら、シーフードスパのタレだった。


もえぎにレタスを千切らせ、すぐに出来上がり。




いただきま〜す、と二人は言ったものだ。





〈挑発・赤いランジェリーの女〉