2024.4.16. Tue.


また、夜 10時に目覚める。深夜もなんども目覚め、夢を見ていた。足の病気の女性を列車を使って、釧路の病院へ送り届ける夢だったような気がする。



4:34 に目覚め、床ばらいをする。


外に出て一服。ほんのり明るく、風が強い。くらくらこなかったが、一服で止め、部屋に戻る。


袋麺(塩)を作る。白菜、ベーコンそしてつぶつぶコーンをトッピングした。





食後、研究室から出た 9袋におよぶ大量の燃えるゴミを捨てにいった。研究室がまた、広くなった。


しばらく休んでカウフマンの複雑系の本を読む。第三章を読み終えたので、少し研究室の掃除をする。



買い物をしなければならない。[東光ストア]は 9:00 に開くから、8:50 に外出しようか。帰りに近所の林に寄ってみようかな。


天かす、ゆでそば、パスタ、袋麺(塩)かな。まだ一時間あるから、カウフマンの本を続けて読むか。




今日は風が強い。Weathernews によると風速 8mだとか。だが、気温はそんなに低くないので、早春めいた感じがする。


買い物の帰り道、大学村のヤマザクラを眺めたが、まだ咲かないようだ。バカ陽気に反応したのはスイセンくらいか。



近所の林に寄る。


強い風で林は鳴いていた。





お、エゾエンゴサクが開花群落を作っているぞ。エゾエンゴサクは、キバナノアマナに次いで開花する北国の野生種だ。





ベンチに座り、アイスコーヒーを飲みながらたばこを吸う。早春の風を体で感じ、また視覚に早春の枝をいっぱいにする。




昨日まで、可塑性のコストの知識をいれるのに、朝一から昼、夕まで、力いっぱいあくせくしていた。脳が痺れていた。たまには、自然を感じた方がいい。自然を感じなくなると、頭でっかちな大学教授と同じになるからだ。


僕は北大ヒグマ研究グループで調査をしたが、そのレポートをまだパブリッシュしていない。だが、在籍 7年間で得た北海道の自然の感覚は貴重な宝となり、その後の稲のフィールド研究に活かされている。自然を感じることが大事だと痛切に感じている。



春霞か…


淡い木の影が土の上にあらわれている。これも早春だなあ。都会のなかで、ポツンと切り取られた林は、そんなに濃厚な自然の匂いはしないが、慣れてくるとやはりする。


だんだん頭でっかちから自然を感じる体へとシフトしてくるのが分かる。金がないので[コージーコーナー]へいかなかった訳だが、それはかえって良かったかもしれない。



さ、帰ろうか。



カタクリが咲いていた。数年林に通っているけど、カタクリなんてなかったな。何年か越しに花をつけるまでに成長したのだろうか?

盗掘されないといいが…




昼まで、仕事をしないことに決めた。林を感覚した余韻を味わいたいからである。



今日は 16日。カードが使えるので、あの素朴なアダルト女優、石川澪ちゃんの中古 DVDをポチした。



毎度おなじみのたぬきそばを作る。100円ほどで満足な味を得られる。立ち食いそば止めて、自宅で作る方がいいな。作れば、4杯分食えるもんな。




研究室になぜかたまっていた、下着やタオルの洗濯をする。洗濯機が回転すると、ぎっという音をたてる。壊れないでくれよ、と思う。壊れても買い替える金がないのだ。



よし、食休みが済んだ。今日は文献検索から開始する。異型環境下に植物がおかれると可塑性のコストが出現するというのが、どうも直感的に分からない。どのレビューもそう言うのだが、異型環境下では可塑性のベネフィットの方が大きいのでは?と思っている。


具体的な実験例を探すつもりである。


可塑性、コスト、異型環境で検索をかけたが、異型環境で可塑性のコストが増大するという、レビューや論文はなさそうだった。むしろ異型環境で可塑性が進化するという論文がわずかだが得られた。ダウンロードする。


今日はダウンロードで終い。これまで、書き溜めたメモを印刷して研究室を出た。窓を締め切っていると、暖房がなくても、暖かな季節になった。研究室が使えることを意味する。


寝っ転がって、夕食まで休むつもりだ。


今日の夕食も婆やのミートソーススパゲティ。




うまうま。





〈挑発・赤いランジェリーの女シリーズ〉