雑感
幕末の隠れた名将・勝海舟の事を調べていると本当に興味がつかない。
何度も刺客に襲われその度に命拾いをした強運の持ち主だった。ある時、馬に乗って走っていたら、弾丸が頬をかすめた事があった。
幼児期は極貧の中を苦学し、幕臣として少しずつ頭角をあらわして、激動の幕末に世界初の無血開城という偉業を成し遂げた。歯に衣着せぬ物言いのため、敵の多さは半端でなかった。暗殺されなかったのが不思議な程…。
何があっても馬耳東風。頑固で一筋縄では動かない変人だったが、徳川幕府に関する赤誠は誰にも負けなかった…。
日本を何とかしたい。江戸をどんな事をしても守りたい…。
そんな熱い思いが彼の行動力の原点だったような気がする。
その思いは多くの人に、波紋としてじわじわと広がってついに西郷隆盛を追い込んだ。
「いろいろむつかしい議論もありまっしょうが、私が一身にかけてお引受けもす」
『敵は多ければ多いほど面白い。』
とは氏の名言のひとつ。師匠(勝海舟)の事を思うと私のとるに足らない悩みや苦しみなんて本当に
ちっぽけなものに思えてくる。
そんなこんなを感じる今日この頃。😓
西郷隆盛さんのエピソード(大胆識と大誠意)
http://ameblo.jp/oryu2010/entry-11582945907.html