こんにちは(^_^)ゞ


梅雨真っ盛りの、湖畔地方です☔☔


最近、竹宮惠子さんや萩尾望都さんの 漫画コミック本📖を、図書館から借りて来て読んでいたのですが、、


お二方とも、凄い創作をされていたのですね。


最後に借りたこの本📖も、またまた凄く印象深い本📖と、なりましたよ。




トーマの心臓 Lost heart for Thoma

萩尾望都 原作

森博嗣 作

メディアファクトリー


この作品はですね、萩尾望都さんの名作「トーマの心臓」を、

萩尾さんの大ファンと自称する森博嗣さんが、、


「トーマの心臓」のオマージュ作品として、ノベライズ(小説化)された作品だそうです。


なので、漫画本ではありません。

読んでみると、ノベライズと言うよりも、スピンオフ作品(番外編)の様な印象を受けましたね。


(サザンクロス)

と、言うのも、まず舞台の設定が、ドイツ🇩🇪から日本🗾に変更されていました。


オスカー、ユーリ等の名前は、学校内でのあだ名となっていました。


時代は、、蒸気機関車🚂が走っている様な時代、、あの大戦前の古き良き時代の頃でしょうか?


そして学校は、多分、理系の秀才の集まる私立の大学(男子校です)。



物語の語り手、オスカーは、ある日、寄宿舎の後輩トーマが自殺したニュースを知ります。


そして、そのトーマの「最後の手紙」が、オスカーと同室の「学校一の秀才ユーリ」に届くのでした。


どうやら、トーマは「愛するユーリ」の為に、自殺したらしい。。


そこからユーリは 、やはり変わってゆく。

もともと秀才故に、馴れ合うタイプではなかったけれど、、



そこへ転校して来た、亡くなったトーマそっくりな少年エーリク。


明るい性格のエーリクは、一筋の光でもありましたが、、


そんなエーリクにも、背負っていくものが出来、、

語り手のオスカーにだって、背負っているものは 在るのですが、、、


しかし、ユーリが変わって行ったのは、、もしかしたら「トーマの自殺の前から」かも、、


 そう、、ユーリが変わって行ったのは、何故なのか??



と、 言うお話なのですが、、


「ユーリが変わって行くきっかけの事件」は、

ユース向けの本📖でもありますので、サラリと書かれていました。


悩み抜いたユーリは学校を辞めて、神学校へ進む道を選びます。


それは、「自分が救われたいから、神に隠し事は出来ないから」 だと、ユーリは言うのでした。


そして、ユーリとの別れを経て、新しい学年が始まります。



森博嗣さん、とても美しく静謐な文章を書かれる方で、これはこれで楽しめましたが、、、


やっぱり、ユーリの心💕が壊れた理由を、もっと深く知りたくなったし、、

トーマが自殺した理由も、もっと深く知りたくなった。。


そこが分からないと、なんだかモヤモヤする訳で、、、


なので、つい、インターネットの情報を探ってみました。



ユーリの心💕が壊れた理由、、

それは、この本📖が、ユース向けであるから、これ以上は 書けなかったのでしょう。


そんな事情を知らなかったトーマは、、

ユーリが「神に告悔は出来ない」と言うものを、、、


「そんな事はカンタンな事だよ!」って自殺してみせた、、

「無償の愛」と言うものをユーリに教えたと、言う解釈で良いのでしょうか??


ふうぅー😭😭😭


なかなか、凄いテーマであると、思いました。

それ故に、印象深い本📖の一つとなりそうです。


では、また<(_ _)><(_ _)>