こんにちは(^_^)ゞ


前回は、かなり硬めの時代小説を読んでいたので、今回はSF小説を読みたかったのですが、、

希望の本📖は、予約が一杯(^^;)(^^;)


なので、久しぶりにゴシックミステリーを読もうと思いましたよ♪



闇に浮かぶ絵 上 その1
(第1章から第5章まで)
ロバート・ゴダード作
文春文庫

「ゴシックミステリー」と言うのは、大きなお屋敷で起こるミステリー小説と言う様な意味ですかね。

以前、ロバート・ゴダードさんの「リオノーラの肖像」を読んだ時、完全にうちのめされまして、、、

その作風は、「プロットの万華鏡」と呼ばれていまして、
「万華鏡」ですのでね、「プロット」が色々と変わる、、凄い展開で、、、
特に初期の作品は、「傑作」と言われています。

(キラキラガーデンのチューリップ🌷)

この「闇に浮かぶ絵」ですが、、
舞台は、19世紀のロンドン。
この時代だからこそのお話な訳ですが。。

ウィリアム・トレンチャードは、妻コンスタンスと結婚して10年になります。

一人娘にも恵まれて、
幸せに暮らしていたウィリアムですが、、
そんな小春日和のある日、、、

ウィリアムの自宅を訪ねて来た紳士、
ステッキを手にして黒いシルクハット🎩にフロックコートの上品な身なりのその男は、、


なんと!!
自殺する旨の手紙を残して消息を絶った妻の婚約者だと名乗ったのです。

本当に彼は、妻の元婚約者なのか??
妻コンスタンスの心💕は、乱れる訳で(;゚д゚)(;゚д゚)
そして夫ウィリアムは、憎悪に燃える訳で(;゚д゚)


その上、元婚約者は準男爵家の跡継ぎ(長男)でもありましたので、
現当主の次男ヒューゴーの立場も、その正当性があやふやになる訳で、、

その男は、本当に準男爵家の跡継ぎであったジェイムス・ダヴェノールなのか?
それとも男爵家の財産を狙った詐欺なのか??
法廷で争われる事になるのですが、、

そして明るみになる、準男爵家の闇。。。


今のようにDNA鑑定のある時代じゃありませんしね、、
登場人物に、ルイ・ナポレオン(ナポレオン3世)の従兄弟なる人物が出てくるしね、、、

驚き((((゜д゜;))))の展開に目👀が離せないです(ドロッドロ)

では、また(^_-)