こんにちは(^_^)ゞ


ふうっー(´`:)(´`:)

やっと読み終わりました。

漢字が多く、難しかったかな。。



葵の残葉

奥山景布子作

文春文庫


実は、この本もなかなか人気本📖で、漸く自分の所へ来てくれました。


幕末維新ものです。

そして私には、どうにもこの時代のお話は難しくて、、

維新ものの小説を読むのは、実は初めて🔰なんですよ。



題名の「葵の残葉」とは、、

徳川の最後の残り葉、、末葉と言う意味合いでしょうか?

葵は、徳川の家紋に使われていますね。


主人公は、御三家尾張徳川の分家、石高わずか3万石「高須家」の長男「徳川慶勝(よしかつ)」。


御三家筆頭の「尾張徳川家」の養子となり当主となります。


この方の弟達もそれぞれ養子となり、、

一橋徳川家当主 徳川茂栄(もちはる)。

会津松平家当主 松平容保(かたもり)。

桑名久松松平家当主 松平定敬(さだあき)。


この4人の兄弟達が、維新の風🍃の吹き上げる中、それぞれの立場で活躍するのですね。



しかし、この4人兄弟達、縁続きとは言え、名だたる家の養子に請われる辺り、大変英邁な兄弟達だったのでしょう。


そして、この時代の流れで、図らずも倒幕派と佐幕派に別れて戦う運命になる兄弟達。


時には、強いストレスで体調さえ崩しながら。。


4人兄弟の視点で書かれている事が逆に、

この時代の知識を知らない私にとって、大変新鮮な想いで物語を楽しむ事が、出来ました。



そして、慶勝の趣味として、写真鏡を楽しむシーンがいくつか出て来ます。

所謂カメラですね、、印象深い小道具として活躍します。


最後、若松城の写真のエピソードや、4人兄弟での写真撮影のエピソードは、胸に迫るものがありましたね。


後、名古屋城の金の鯱もね、ビックリでしたよ(゚o゚)/


では、また(^_-)