こんにちは(^_^)ゞ
ロシアはサンクトペテルブルクに建つエルミタージュ美術館。
その絢爛豪華な姿、素晴らしいですよね。
あっ、勿論、行った事はありませんが、、(^^;)
映像や画像で見る度に、その美しさに圧倒されます。
このエルミタージュ美術館、
最初はロシアの女帝エカチェリーナ2世の隠れ家だったらしいですが、、
いずれロシアの皇帝が住まう宮殿になるのですね。
美術館が住居って事ですね、凄っ(;゚д゚)
しかししかしですね、こんなにも素晴らしい宮殿を作ったロシアの皇帝。。
どんな方々だったのでしょうかね?
そして、現在のロシアと言う国家も、よく分からない事だらけの様に思えます。
そこで読んでみた、この「名画で読み解くシリーズ」の本📖
少~しだけ、ロシアが理解出来た様な気がしましたよ。
ロマノフ家12の物語
中野京子作
光文社新書
ロマノフと言うのは、ロシアの王朝の名前ですね。
ロマノフ王朝は、300年も続いたのですね、長いですね~。
混乱極まるロシア にて、17世紀初頭、ミハイル・ロマノフは、このロマノフ王朝の始祖となりました。
この時わずか16才、、周りに祭り上げられてとの事でした。
だけど、ミハイルは決して無能な皇帝ではありませんでした。
モスクワ総司教の父のサポートを受け、
ロシア正教との祭政一致で、絶対君主制体制の維持強化を図りました。
ミハイルの治世は32年にも及びました。
その後の後継者争いを経て17世紀後半、即位した10才のピョートル1世、、
姉ソフィアが摂政となっていた時期もありますが、、
やがて、 身の丈2メートルの逞しい青年となったピョートルは、単独統治を行う様になり、、
更に領地拡張を目指す為に、ヨーロッパの先進技術を学ばねば!と、大使節団を組み旅に出ます。
ピョートルのヨーロッパ視察は、大成功!
ピョートル自身がワイルドな魅力に溢れている事もあり、各地で大旋風が起こったのだそうです。
こうして、ロシアのイメージアップが図られました。
確かにピョートルの肖像画、イケメンでありますよ!!
先進文化に触れて回ってロシアに帰ったピョートルは、祖国の泥臭さにウンザリして、「ヒゲ税」を導入したとか、、、(´`:)(´`:)
やがて起こったスウェーデンとの戦争に勝利したロシアは、三流国から二流国の地位を獲得したそうです。
そして行った、モスクワからサンクトペテルブルクへの遷都。
ヨーロッパの街そっくりの美しい水の都。
ロマノフ王朝の首都としての機能は、ソ連になるまで続いたのでした。
ここでいっそうの中央集権化が、完成したのでした。
ピョートル1世は、ピョートル大帝と呼ばれて、、
しかし、皇帝たりとも不死身ではない。。
ピョートルの死後、女帝が続き、そして即位したのが、あのエカチェリーナ2世なのですね。
エカチェリーナ2世も、また凄くてね。
夫のピョートル3世へ、反旗を翻し、、
ピョートル3世は、ピョートル大帝の孫ですよ!!
その上自分は、ドイツ人(´`:)(´`:)
エカチェリーナ2世は、その34年の治世の間にロシアを強国にしていったと言う事なのでしょうね。
エルミタージュ美術館を訪れると、その凄さを実感出来るのではないでしょうか?
そんなロマノフ王朝も、終焉を迎えます。
20世紀初頭、歴代ツァーリ(皇帝)のなかでも珍しいマイホームパパ、ニコライ2世。
妃との間に美しい4人の姫と、1人の王子に恵まれたのですが、、
日露戦争の敗戦や貧しい生活に、不満を持った国民達の革命により、皇帝を含む家族全員が惨殺されました(+_;)(+_;)
ここにて、ロマノフ家は滅亡し、そして、社会主義国家ソ連が形成されて行くのですね。
ロシアの歴史も、、凄かったです(´`:)(´`:)(´`:)
では、また<(_ _)>