こんにちは(^_-)


早いもので、2021年も残すところ、あとわずかとなって来ましたね。

あまりにも、時の流れが早過ぎて。。


ミレニアムなどと言っていたのが、ついこの間の様な気がして 笑



ところで、もしタイムスリップ出来たら、行ってみたい時代とかありますか?

急に、壮大な質問、ごめんなさい<(_ _)>


実は、タイトルの「時の旅人」なんですが。。

こちらも岩波少年文庫の本📖の題名なんですよ!! (アリソン アトリー著)


この本も、もう本当に、これが少年文庫ですか?って程、深く深く感動💕した本だったのです。



ヒロインがタイムスリップするお話なんです。。

こちらの舞台も、20世紀初頭のイギリス。
ヒロイン ペネロピーは、ロンドンのテムズ川近くの家🏡に、両親と姉、兄と住んでいたのですが。。

余談ですが、冒頭のロンドンの家🏡の描写も、なかなか素敵なんですよ。
「階段の壁は、ウィリアム モリスの壁紙で、春の緑の森の様な木の葉の模様で、森の中で小鳥のさえずりにかこまれているつもりになった」 ~19ページより。 

うん、なかなか素敵だな(^.^)(^.^)

そして、家🏡には、おばぁさんがダービシャーから持って来た古い家具もあったのですって。
「はめこみ細工のかざりと彫刻のついたオーク材のチェスト。
渦巻き模様の彫ってある肘掛け椅子。」~15ページより。


ペネロピーは、病気療養の為、姉、兄と共にダービシャーにあるサッカーズ農場へ、行く事になりました。

サッカーズ農場とお屋敷🏰は、昔々、荘園領主バビントン家のカントリーハウスでした。
ペネロピーの御先祖は、代々サッカーズに住んで、領主の一族に仕えていたのです。

このサッカーズ農場とお屋敷🏰の描写が、また秀逸なんですよ!!
美しい自然の拡がる田園風景。
いつもハーブの香りのするお屋敷🏰
(ハーブを床に、敷き詰めたりするんです。
防虫🐛効果と癒し💕効果でね!!)

重厚な佇まいの家具調度品。
そして台所からは、お肉🍖やじゃがいも🥔の焼ける良い匂い。。
パチパチ燃える暖炉。


そんなサッカーズ農場で、のびのびと暮らすペネロピーは、ある日屋敷🏰の中で、中世風のドレス👗を着た婦人達と、出くわします。

そこからペネロピーは、20世紀と16世紀を行ったり来たりするようになるのでした。


16世紀のサッカーズのお屋敷🏰で出会った素敵な人達。
バビントンの殿様、奥方様、若様💘。
一緒に過ごした使用人達。。
その関わりの中でペネロピーは、とある有名で高貴な女王様👑を救う陰謀へと、巻き込まれて行くのです。

今も残る、その有名で高貴な「かつて実在したスコットランドの女王様👑」の肖像画。
本当に気高く可憐で美しい。。

だからこそ、「史実を変えられない事」に、読み進むうち、胸💖がキリキリ痛むのでした💧

ほーんとに、大人が読んでも、楽しめる本📖だと思いましたよ(o^^o)


さて、一日が終わり、また新しい一日が始まります。
そして新しい年が、始まるのですね(^.^)(^.^)

ではでは皆様、どうぞ良いお年をお迎え下さいませ<(_ _)>