くしふる神社さんは、高千穂の数ある神社さんの中でも
最も有名な神社のひとつです。
ご存知の方や、実際に行かれた方も
たくさんいらっしゃると思います。
古事記にも登場して、峰自体をご神体とし
パワーが強い所として有名です。
杉の巨木に囲まれて自然エネルギーが
満ち満ちています。
安らげる神社さんで私は大好きです。
是非みなさんをご案内したいと思って、
事前に
「まさよさんと、レンジャーさんを
お連れしますのでよろしくお願いします。」と
ごあいさつしたところ
もやもやと「来ぬ」「ウ～ム」と聞こえました。
こんなことは初めてです。
神様から拒否されてしまいました
それでも、移動する道沿いにあって
通り道なので、運転しているみことさんに、
車を駐車場に入れてもらいました。
全員車から降りたのですが、
参道を見上げたり、案内板を読んだりして
だれも先へ進もうとしません。
まさよセンサーも働いてない様子。
「やっぱり
」
案内した私を気にしてか、どなたも
「やめましょう。」と言い出せないで
いたので、良い返事を頂けなかった
ことを話して車にもどりました。
今回廻った神社さんに、
ある共通点があることに気が付きました。
くしふる神社さんにはその共通点が
ありません。
「来るな」と拒絶されたわけではなくて、
「ここは違う。来る必要はない先を急げ。」
ということだったのだと今では思います。
ここで長い階段を登って、心地良い
自然エネルギーに浸っていたら
日が沈んで〆の神社さんに辿り着けなかった
はずです。
午前中に草千里・葉祥明美術館
阿蘇白水龍神権現に行って
熊本名物の味千ラーメンまで食べて
高千穂に着いたのはお昼を過ぎていました。
高千穂での予定は何もお話していなかったので、
阿蘇の大自然を満喫しているみなさんに
「急ぎましょう。」とは言えませんでしたし
私も楽しんでいました。
それに
高千穂巡りの展開がこんなことになるとは
思ってもいなかったので、
「必要な所にだけ行かせてください。お任せします。」と
ここでもお任せしておりました。
くしふる神社さんは最初から全てを
お見通したったのでしょうか。
私たちが最後の神社に辿り着けるように
「ここではない。時間がないから急ぎなさい。」と
後押ししてくださっていたように思えてなりません。
最初にみなさんで伺った
福岡の宮地嶽神社さんも
「廻される」ことをご存知でした。
今回全てを終えてふり返ってみると、
神様や不思議のみなさん
そして見えない何かの力に
導かれていたことを改めて強く感じます。
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◇8月4日（土）13時半～15時半
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