猫がいなくなったと、捜索の依頼が入りました。

いつも家の中にしかいない子が、うっかりお客に驚いて飛び出したというのです。


昼間姿を近くで見たけれど、驚いて逃げていった、

そのようなお話でした。

夜は冷えます。近くにいるとしても、寒さで心配です。
夜を越すまでに見つけたいと思っていました。

500mほどの民家から猫の鳴き声。

子猫かと思うほど、か細い助けて、という声でした。


捕獲器に捕まっていたのです。
首輪が中におちていました、暴れてとれたようでした。

見つかってよかったものの、そのままでは一体どうなっていたのだろうと考えるとぞっとします。

捕獲器をかけたお家は猫がお嫌いとのことでした。

水に沈めて殺し、埋めてしまうのだそうです。
犯罪ですが、田舎のお年寄りのすること、特に悪びれる様子もありませんでした。


嫌な気分が残りました。
悲しくもなりました。
うんちとおしっこのせいで水死させられる猫の命を思うと、
悔しくてたまりませんでした。

このようなことが常識になりませんように。
お年寄りにも、動物愛護の気持ちが届きますように。。

祈っても、死んだ子はもどりません。いままでに何匹ころしたか、聞けませんでした。

悔しい。この一言です。

知的文化レベルの低さ、これにつきます。