思いつくことなど | 針を持ちながら 『ルルーの部屋』handmade bag

針を持ちながら 『ルルーの部屋』handmade bag

バッグなどの制作販売を始めて早25年近くになります。。。
文化爛熟期の大正~昭和初期の意匠が好みです。
ロマンチックな物作りを楽しんでいます。

若い日に出会って

今もって忘れられない詩は

いくつかあるが


この季節になると

思い出すのは

白秋のこの詩


『片恋』


うっとりと、そしてまざまざと

情景を思い浮かべることが出来る。


詩人の色彩感覚というものは

優れたものだとしみじみ思う。



あかしやの金と赤とがちるぞえな。
かはたれの秋の光にちるぞえな。
片恋の薄着のねるのわがうれひ
「曳舟」の水のほとりをゆくころを。
やはらかな君が吐息のちるぞえな。

あかしやの金と赤とがちるぞえな。