東京から帰ってきてから矢のように時間が過ぎていって、気がついたら娘の学校も残りわずか。
週末、娘は仲良しニュージーランド人と日本人のお友達の合同お誕生日会に行きました
ニュージーっ子は、学校が終わったらニュージーランドに本帰国してしまいます
ああ、悲しい、インターの出会いと別れ
ピックアップの時にニュージーパパと少しお話したのですが、
「日本を出るまでにあと3週間」とおっしゃるので、え?学校はあと1ヶ月半あるのに??きっと忙しくて混乱してるのね、大丈夫かしら・・・と思っていたら、
なんと、私の方が気分は4月末だったことに気が付きました・・・
私の方こそ大丈夫か???
さて、東京から帰ってきてから、気温の上下はあるものの、お天気が良い日が多く、週末はサイクリングに行ったり、ドイツから帰国したお友達と遊んだり、図書館に行ったり
昨日は娘と二人で温泉にも行ってきました
この街の良いところは、大きな都市なのに、市街地を離れるとすぐに豊かな自然があること。そしてどこでも自転車で行けること!
家から街の中心までは電車で15分くらいなのですが、自転車でも30〜40分くらいでいけるので、最近はどこに行くにも自転車です。
GWに東京に行って、やっぱり東京には家族がいるし、友達もたくさんいるし、行くところはいっぱいあるし、
何より地元は心落ち着くので、娘を東京で育てるのも良いかもと考えました。
しかし今回、同じ年齢の子供を持つ友達とお話して、我が家には東京よりも今の街があっているかなと感じました。
一番大きな理由は、東京にいたら中学受験の波からは逃れられない雰囲気であること。
GWにあった友達含め、娘と同年代の子供がいる友達は、ほぼ全員中学受験組。
夕方から夜まで塾、来年のゴールデンウィークは毎日塾通いで遊ぶ時間はないそうです。
唯一子供の中学受験を一切考えなかったのは、実の姉くらい。
姉は双子の男の子のママで、旦那さん単身赴任でワンオペ。
仕事がとても忙しく(最近勤務する会社の子会社の役員になったらしい)中学受験まで手が回らないと。
親もかなりコミットしないと難しいらしい中学受験。
うちはインターなので受験は関係ないといえばないのですが、東京にいたら帰国子女枠の受験とか考えていたと思います。
周りの日本人のお友達が塾に通って遅くまで勉強していることに無関係でいられないだろうし、
週末に遊びまくっていることに謎の危機感を感じるようになるかも?
この街でも中学受験はありますが、私立中学は少ないので、中学受験は珍しいです。
環境(主にはお友達の影響)はとても大事だと思うので、中学受験の魅力もわかりますが、
小学生のうちは遊べるだけたくさん遊んでほしい!というのが私の今の気持ち。
娘の誕生日会の待ち時間に図書館で見つけた本に素敵な言葉が書いてあって、
今は誰とも競争しなくていい。そのままでいい。そのままでいてほしい。今はそういう思いが強いです。
受験を決めたら大抵の場合、親の期待が入ってきて、「そのままでいい」と言う世界観ではいられなくなってくるでしょう。
ここが受験のプレッシャーはほぼなく遊びまくれる雰囲気の土地で本当に良かったなと思います。
さて、夫は今日から1週間の出張。娘は「○○(街の名前)のおばあちゃん」がお迎えに行ってくれて、夕ごはんも一緒に食べてくれます。
娘を孫のように思っていると言ってすごくかわいがってくれて、たくさん遊んでくれるので、娘もとても楽しみにしています。
人生で何も考えずに遊べる時間って、ほんとうに限られている。
そして、その楽しかった思い出が、これから大変なことも辛いこともあるであろう人生において、自分を支えてくれる大きな力になってくれると思います。
インターでは9月から中学生になる予定の娘。(日本の学校だと今5年生)
中学生になると急にお勉強が難しくなって、宿題もたくさん出るとの噂。
娘よ、いつ遊ぶの??
今でしょ!!