昨日も東京は一日快晴、気温が28度まで上がりました。
東京行きが決まった時に、娘に東京で何をしたいかと聞いたところ、
「〇〇ちゃん(娘の東京の親友)」と即答
このお友達とは年末年始の帰省で一緒にアイススケートに行ったのですが、また行きたいと言うので、再度神宮外苑のスケート場まで。
なんと5月4日と5月5日は中学生以下の滑走料が無料でした(レンタル料と保護者の見学料はかかる)
2人とも初めは久しぶりで苦戦したものの、すぐに感覚を取り戻して、気づいたらスイスイ滑っていました。
午前中から2時間ほど滑って、お昼過ぎに終了。
その後は快晴を見込んで、スケート場から徒歩10分で行ける、新宿御苑へピクニックに
コンクリートジャングルと思われる東京ですが、意外と都心には緑が多く、
中でもこの新宿御苑は特別に緑豊かな素晴らしい公園だと思います。
入園料は昔から200円と思っていたら、数年前に外国人観光客の激増により500円に値上げしたそうで。
でも、昨日はアイススケートと同じく入園料無料となっていました(今日も無料だそうです!お近くの方、是非御苑へ)
前日の葛西臨海公園も、今住んでいる街の公園もとてもきれいですが、新宿御苑が特別に素晴らしいのは、
樹齢100年を超える大木がたくさんある、歴史と安定感のある場所だからだと思います。
園内はたくさんの人で賑わっていましたが、
大きな大の下に大きなピクニックシートを敷いて、ランチして、まったりして、最高に気持ち良い午後を過ごしました。
帰りは新宿で夜ご飯を一緒に食べて、またしばしのお別れとなりました。(別れてすぐに、〇〇ちゃんと今度いつ会えるの?と聞く娘)
実は新宿御苑と言えばずっと気になっていた事があって、
母の遺影の写真が、どこか中国風の建物の前で撮られたものだったので、てっきり中国で撮った写真だと思っていたのですが、
(母は仏教美術が好きで中国にはしょっちゅう行っていた)
弟が「新宿御苑に似たような建物がある」と言っていたのです。
地図を頼りに「中国風の建物(旧御凉亭)」を訪ねてみると、確かにこんな感じだったかも。
写真を撮って、実家で比べてみると、
大当たり、でした。
この写真は、病気をする前の元気いっぱいで一番良い頃の母の写真で、
兄弟全員が「この写真が一番お母さんらしいよね」と言って選んだ写真なのです。
この写真を見るたびに、母はいつも活発で好きなことを追いかけて生きていたな、と勇気づけられるような気持ちになります。
母は多趣味でいつもあちこち飛び回って、退屈を知らない人でした。
もっと一緒に時間を過ごせると思っていたし、娘とももっと時間を過ごしてほしかったけど、
思ったよりずっと早く、天に召されてしまった母。
悲しみも少しずつ和らいできて、これからは母の遺影を見るたびに、
母はきっと昨日の新宿御苑のような最高に気持ちの良い天国で、好きな事をして過ごしているだろうと思えそうです。