誕生日は仕事でしたが、娘と夫が色々用意してくれていました。

 

朝起きた時
 
リクエストしたプレゼント
 
 
娘&ハムスターから。
 
 
夫&娘から。娘はお小遣いで買ってくれた。
 
 
ケーキ美味しかったキラキラ今週は多忙のため、来週改めてお祝いに行きます。

 

 

 

 

 

年末に向けて忙しい毎日が続いていますが、昨日は夫の同僚の奥さんとお茶してきました。

 

 

 

なんとこのご夫婦のお子さんが、娘と同じ学校に通っているのです。

 

 

 

このご家族も、今までたくさんの土地を移動してきて、日本、アメリカ数箇所、ヨーロッパ、それからオーストラリアまで!

 

 

 

共通の話題も多く(国際移動あるあるとか)とっても楽しい時間を過ごすことができましたハート

 

 

 

お話の中で奥さんが、

 

 

 

「(移動した先の)その場所その場所で物語が完結していて、色々な人生を生きているように感じる」

 

 

 

と言っていたのが印象に残ったのですが、

 

 

 

振り返ると確かに、イタリアにいた自分も、ドイツもニューヨークも沖縄も、それぞれ別の人生のように感じます。

 

 

 

いまここで生活している自分とイタリアの自分は、もはや別人で別の人生のような、とっても不思議な感覚なのです。

 

 

 

また新しい土地で「一つの人生」が始まったわけですが、それでもやっぱり過去の「人生」が強く影響していて、

 

 

 

日本を出て7年の海外生活で自分自身も大きく変わったと思います。

 

 

 

たくさんの土地で暮らして、考え方もだいぶ変わったと思いますが、私の一番の変化は、

 

 

 

「日本で当たり前だと思っていたことに感謝できるようになった」ことだと思います。

 

 

 

子供たちが安全に外を歩けることも、

 

 

 

公的な学童や子育てサポートがあることも、

 

 

 

バスや電車が時間どおりに来ることも、

 

 

 

公園や道や公共のものがきれいに整備・清掃されていることも、

 

 

 

医療に簡単にアクセスできることも、

 
 
 

役所やお店が丁寧に対応してくれることも、

 

 

 

約束が実行されるか心配しなくていいことも、

 

 

 

職があることも、

 

 

 

(毎日美味しいご飯が食べられることも爆  笑

 

 

 

みーんな、全部、当たり前ではない。

 

 

 

そこにはたくさんの人が関わっていて守ってくれているから成り立っていて、

 

 

 

それは、とても恵まれていて、とても有り難いことなんだ、とひしひしと感じています。

 

 

 

毎日のように「ありがたいなぁ」と思いながら生活できる。

 

 

 

日本を出る前の私には考えられないことでした。

 

 

 

海外生活にも良いところはたくさんありましたが、

 

 

 

今まで全然見えていなかった日本の良いところがしっかりと見えた7年間でもありました。

 

 

 

今まで移動してきた一つ一つの場所が全部別々の人生のようだけど、

 

 

 

自分の中で蓄積された経験や思いがあって、それが次の土地での新たな人生につながっている。

 

 

 

それから、今までのたくさんの「人生」をつなぎ止めている「糸」もあり、それは、その土地その土地で会った人々。

 

 

 

夏にはドイツの友達とニューヨーク時代の家族と、秋には沖縄時代の友達と会うことができて、

 

 

 

今日は東京の幼馴染(40年来の友達!)がこの土地に遊びに来てくれます(私に会いたいからここを旅行先に選んでくれたそう!)

 

 

 

娘にも、沖縄の友達、東京の友達、ニューヨークの友達、ドイツの友達、イタリアの友達がいて、今でも連絡を取っていて、

 

 

 

そういう人達が、脈絡のないバラバラなような私たちの色々な「人生」を、ひとつの人生にまとめてくれているのです。

 

 

 

大変なこともたーくさんある移動の多い人生ですが、たくさんの人生を生きているような面白い人生でもあり、

 

 

 

今はこの「日本の地方都市人生」を思いきり楽しもうと思います。