週末は土曜日も日曜日も家族でハイキングへ!
シチリアのような素晴らしい海はないけど、山と川とたくさんの公園があって、簡単にアクセスできるのが嬉しい!
土曜日はまたお隣の公園に行ってから、ハイキングコースへ。
日曜日は別のエリアにある山へ・・・この景色と清々しい空気!
日本の公園にはきれいなトイレと、水飲み場があるのも素晴らしい。
さて、先週は娘の学校のオープンデイがあったので、学校見学に行ってきました。
娘が通うインターナショナルスクールは、とても小規模な学校です。
実際に娘が学校に通い始めるまでは、かなり不安要素が強かったこの学校・・・
日本にはインターナショナルスクールがたくさんありますが、学校によって特徴が全然違うようです。
娘の学校は、昔は日本人家庭は入れなかったようですが、最近は日本人家庭が増えてきて、
新しめのインターにありがちな、「生徒の殆どが日本人で、休み時間は日本語を話している」なんて噂も聞いていたし、
夫が5月に見学に行った時も、日本人ばかりと心配していましたが、
確かに日本人も多いけど、実際には色々な国出身の保護者がいて、ミックスの子もかなりいました。
日本人家庭の子5割、ミックスの子3割、外国籍の子2割、と言ったところかな??
私としては、日本人が多くても娘の日本語向上につながるから、少なくともイタリア語よりは良いかなと思いましたが、
英語をしっかりやりたいご家庭には不安なところだと思います。
ただ、日本人が多い学校でも、英語が強い子は固まる傾向があるようで、娘も英語が強い子とよく遊んでいます。
今仲良くしているのは、アメリカ・日本ミックスの子(日本語はあまり話さない)と、ニュージーランド人の女の子、英語圏/日本ミックスの男の子二人だそう。
それから、娘の先生はオーストラリア人のベテラン女性で、とーっても優しいおばあちゃんみたいな先生です。
教室にも先生の人柄が現れていて(大きなランプが置いてあって、そこにみんなで集まったりする)
なんだか外国のおばあちゃんのお家みたいな、とーっても素敵な雰囲気
授業中はみんなとっても集中していたし、お勉強面ではシチリアのインターよりだいぶしっかりやっている感じがします。
(娘は、シチリアのインターの勉強は簡単すぎたけど、今はちょうどいいと言っています。)
オープンデイでは何人かのママとお話することができたのですが、
一人の男の子ママからは「うちの子は、○○(娘)が入ってきて、すごく楽しいと言っているんです。ありがとうございます。」なんて言ってもらいました
娘、立ち上げたクラブ(ミステリークラブ)のメンバーを着々と増やしているようで、このお友達はクラブの新メンバー。
このクラブ、何をするのかというと・・・
週に3日ほど集まってミーティングをして、
スパイの練習をしたり、カモフラージュの練習をしたり、学校の謎を見つけたりするそうで、
娘のメモ帳には、
容疑者1 ○○(クラスメートの名前):ルールを破る傾向あり。サッカーが得意。
容疑者2 ○○(クラスメートの名前):よく大きな声で笑っている。ゲームのルールを気にする。
などと書いてありました。
こんなことみんなでやってるんだと思うと・・・
もう、親ばかながら・・・かわいすぎる
学校が始まって間もないですが、娘にイタリアのインターとどっちが楽しいか聞いた所、もう既に
「同じくらい!」と言っていて、
あれだけ娘の学校を変えることに悩んで悩んで、
娘に申し訳なくて、胸が締め付けられる思いをしたのに、
本当にあっさりと新しい学校に馴染んでしまった。
もちろん嬉しいのだけど、ちょっと拍子抜けというか、あんなに悩んだのは何だったんだという気もするような・・・。
今までたくさん転校させてしまって申し訳ない気持ちもたくさんあったけど、
こんなクラブを思いついたのは多分、ドイツの緑豊かな自然派幼稚園で放置放任されていた経験から自分でたくさん遊びを思いつくようになったのだろうし、
イタリアに引っ越して新しい学校に馴染んでいく過程で、イタリア人の子が大半を占める学校でも自分の居場所を作り出していくことを学んだのだろうし、
今までの様々な経験と、私達親にはわからないような色々な葛藤を経て、今の娘があるんだろうなと思うと、
自分の娘ながら誇らしく、このまま娘らしく自分の進む道を切り拓いていってくれたら良いなと思います