
日曜日はSちゃん&ママと遊ぶ約束をしていましたが、ママが夜勤からの体調不良により、キャンセルに。
娘とモンデッロのビーチに行ってきました。
昨日は海水温も上がっていて、私も泳ぎました

ああ、この素晴らしい海・・・。さっと路線バスに一本乗るだけでいつでも気軽に行けるなんて。
日本で海に行きたくなったら、沖縄に行くしかないな。
金曜日は、やーーっと娘の誕生日のリベンジを果たせました。
学校のすぐ近くの公園のミニ遊園地で、
6人のお友達+お友達の妹ちゃんの計8名で、乗り物やアスレチック的なアトラクションを楽しみました。
これで私の肩の荷も降りた〜
実は少し前に、娘から、彼氏ができたと聞きました
彼氏とは言っても、カナダ人I君や、ドイツから来てくれたお友達のように、「すごく仲が良い男友達」なんでしょ?
と疑ったのですが、「I君やドイツ君はただのお友達!彼氏とは全然違うの!」と
金曜日の遊園地には男の子が一人来たのですが、この子は「お友達」。普段もよく名前が出てきます。
娘の「彼氏」は、普段あまり名前を聞かないので驚いたのですが・・・
どうやら、告白されて娘もその気になった・・・という感じっぽいです
ちなみに、クラスの半分位の女子は彼氏持ちだそうで
私の気持ちは・・・とても複雑。ここ2年位で、娘が急速に私の手を離れていっているなとは感じていましたが、
まだまだ無邪気な子供だと思っていたのに、心もぐっと大人になっていっているのですね。
まだずっと子供でいてーという気持ちと、いつか私達の手を離れる時に向かって成長している事への嬉しさと。
うーん、でもやっぱり寂しい気持ちの方が強いかな
もうすぐ初めての彼氏と、初めての「別れ」を経験する娘
時々ビデオ通話して、遠距離恋愛するそうですが、どうなることやら・・・
さて、3年弱のシチリア島生活も、ついに残り2週間を切ってしまいました
金曜日と土曜日は、私の友達とお別れをしてきました。
一人は日本とインドネシアハーフのHちゃん。
数日後には日本旅行に行ってしまい、帰ってくる頃には私はもう出発しているので、先週が最後になりました。
シチリア生活で、私の一番の支えとなってくれたHちゃん。
ロックダウンや何やらで会えない期間もあったけど、会える時は週1ペースで会って、笑って泣いて一緒に考えて、たくさんの思いを共有しました。
金曜日は郵便局に行ったり、車のバッテリーが上がってしまいレスキューを呼んだりして、バタバタのお別れになってしまったのですが、
最後はぎゅーっときつくハグして、お互いのこれからの幸運を祈りあいました
そして、土曜日は2004年にシチリアに来た時からのシチリア人友達バルバラと、元カレ(今は友達)に会いました。

シチリアでウェディング会社を立ち上げたバルバラ、拠点を完全にベルリンからシチリアに移したそうで、今はシチリアに住んでいます。
本当は夜ご飯を一緒に食べる予定でしたが、ガンで闘病中のママの容態が悪化してしまい
状況はとても厳しいそうですが、大変な時に時間を作ってくれて。
以前シチリアに住んでいた時は、バルバラのパパやママにもすごく良くしてもらって(夫出張中にバルバラのお家にホームステイさせてもらったり)
今回の滞在で、ひと目でも会えるかなと希望があったのですが、叶わぬ願いとなりました。
最後はバルバラと何度も何度も、固くハグをして。
思えば、シチリア滞在中の半分以上は、コロナだったのよね・・・。
コロナがなければまた違ったシチリア生活になったのだろうなと残念な気持ちもありますが、
ずっと夢見続けた土地に、3年弱という期間ではありましたが、娘と一緒に住むことができたという喜びの方が大きいです。
シチリアを出ると言うと、「日本に帰れて嬉しい?」とか「シチリアを出るのはどんな気持ち?」と聞かれるのですが、
この問に対する答えが、自分の中でもとても複雑で。
日本に帰れるのは嬉しいけれど、シチリアを出るのはすごく寂しくて、
もう少しここにいれるように努力した方が良かったのかな?なんて思うこともあります。
例えるなら、
とても素敵な土地に旅行に来て、すごく感動しているのだけど、
もう十分に楽しんだし、時間が経つにつれてだんだん、お家が恋しくなってきて、
そろそろお家に帰りたいな(でも少しだけ延泊してもいいかも)と思うのによく似ています。
結局どこへ行っても、私にとっては、
「There's no place like home.」なんですよね。
2005年にシチリアを出た時も、遊びに来ることはあってももう住むことはないだろうなと思っていたのに、
こうやってまた住むことができました。
今私が夢見る土地は別の場所になりましたが、
その時その時の自分の心に正直に夢を見続けると、意外と叶うものだなと思います。
私も娘も、色々な思いや夢や苦労を共にした友達と、またいつか会えることを夢見て、
そして、さすがにもう一度住むことはないと思いますが、いつかここに(遊びに)戻れることを願って、一旦シチリアにさよならをします。