家から徒歩一分のこのビーチともお別れか悲しい



晴天の気持ちの良い日が続くシチリア島パレルモ。今年の冬は比較的暖冬でしたハイビスカス



週末は、新たなインド料理店を開拓したものの残念ながらハズレでガーン



気を取り直して、安定の近所のジェラート屋さんでアイスケーキを。お店もこの陽気で大繁盛でした。


店内満席につき、お持ち帰りに。




さて、6年半前に沖縄を出てから、ニューヨーク、ドイツ、シチリアと大きな波に流されるように移動してきて、

 

 

 

ついに日本に帰国することになった我が家。

 

 

 

シチリアに長く住めるかも含めて、今後については夫と何度もバトル話しあってきました。

 

 

 

実は、最終的に夫と私が結論を出した、我が家の移住先第一希望はイギリスだったのですイギリス

 

 

 

イギリスを選ぶ最大の理由は、娘の言語。

 

 


イタリアでインターナショナルスクールに通う娘ですが、



 

イギリスに帰省するたびに、娘が触れる言葉の量・質ともに圧倒的な違いを感じて、

 

 

 

年齢が上がるにつれ、現地の子が大半を占める非英語圏のインターに通わせるだけでは、一つの言語を母語レベルで獲得するのに、ものすごく不利だと気が付きガーン




週30コマの授業のうち8コマあるイタリア語の負担も地味に大きく、

 

 

 

一方、日本語はあまり上達していないので、このままだと、娘はどの言語も自信をもって話せないという事態に陥る可能性も出てきて滝汗

 

 

 

そしてもう一つは、私の問題。




イタリアに住んでいて、イタリア語が流暢に話せないと言うのはかなり致命的で、




ドイツでいたような、外国人研究者家族をサポートしてくれる人(ケーキの焼き方まで教えてくれたローラおねがい懐かしい)もいないので、




日本や英語圏に比べると、自分ができることの範囲がとても狭くなるし、常に情報弱者不安

 

 

 

そして、イタリア全体的にそうですが、シチリアは特に失業率が高く、イタリア語が不自由な私が就職できる見込みはほぼない真顔


 

 

このままここで、準専業主婦のような生活を続けられるのか?




夫に頼り切りの生活は、色々な意味でもう限界が近い。




(オンラインで英語を教えていて、それはとっても楽しい時間ですが、イタリア社会との関わりという意味では専業主婦的な感覚です)

 

 

 

娘が急速に手を離れてきている今、私もどんどん社会に出て、自分の世界を広げたい。

 

 

 

夫は在宅勤務で職場との交流はほぼなく、娘はインターという特殊な集団の中にいて、我が家とイタリア社会との接点は殆ど無い中、




ここでずっと生活して、娘を育てようとは思えませんでした。

 

 

 

夫は、移住先第一志望であるイギリスでも仕事を探したのですが、物価の高いイギリス・・・

 

 

 

研究職は稼げる職種ではないので(これは特にイギリスでは顕著かもしれません。ドイツなんかは研究職のお給料は悪くない&物価が比較的安い)、なかなか条件があう仕事がなくガーン

 

 

 

イギリスだったら私が働ける見込みがあるとは思うのですが、日本ほど確実ではないし、どんな職種につけるかは未知で、リスクが高い。

 

 

 

この日本の仕事を逃してしまったら、次はいつ我が家の条件に合う仕事に出合えるかわからないのと、日本なら私が働けるだろうという事が大きな理由で、

 

 

 

今は日本を選択することにしました。

 

 

 

夫はいづれはイギリスに戻りたいと思っているし、私もイギリスに住むことに全く異論はないので(むしろ住みたい)、

 

 

 

もちろん状況次第で、ずっと日本という可能性もあるけれど(移住先は都会だけどすぐ近くに自然がたくさんあり、とにかくご飯が美味しく、とっても良い所らしいですラブ




今後のその後は、イギリスを視野に入れようということで落ち着きました。

 

 

 

はぁ、しかし、近くて遠いイギリス・・・。




思い返せば、大学の卒業旅行でイギリスにハマり、20年以上もイギリス人夫と一緒にいて世界各地に住んでいるのに、




イギリスに住んだことないのよね、、、。




縁があるんだかないんだか。

 

 

 

日本に帰ったら、イギリスがとても遠くなってしまうので、

 

 

 

先月行ったばかりではありますが、今週末からまたイギリスに行ってきますイギリス飛行機