夫はイギリス人の母親とイタリア人の父親の間に生まれたハーフです。
生まれはフランスで、2歳までパリに住んでいましたが、その後イギリスに引っ越し、大学卒業までイギリスで育ちました。
なので、夫の考え方とか特徴は典型的なイギリス人だと思います。(どんな猛暑でも熱い紅茶を飲むとか)
義父は頻繁に夫をイタリアの故郷に連れて帰っていました。
夫にそう聞いていたので、私は夫はある程度イタリア語を喋れるんだろうと思っていましたが、、、
夫、ビックリするくらい、イタリア語を喋れません
何というか、、、他の言語に対する興味というか情熱というか、そう言うものが全然ないのですよね、、、(娘も同じ傾向があり、夫譲りだと思われる)
先日、娘の歯がまた一本抜けました。これで六本目かな??
欧米では、乳歯が抜けると、歯を枕の下に置く習慣があります。そうすると、「Tooth fairy(歯の妖精)」がやってきて、歯をお金に替えてくれるのです
今までは、歯の妖精からの手紙を夫が英語で書いていたのですが、この村には英語話者はほぼゼロ
娘に怪しまれては困ると思ったのか、夫、頑張ってイタリア語の手紙を書いて枕の下に
その手紙には、、、
「私はGloriasteraです。歯の妖精です。Posypipkinは私の友達です。歯をありがとう。」
と書いてあります。
Google翻訳からそのまま引っ張ってきた感満載〜
というのも、翻訳機にはわからない、決定的な間違いがあるのです
手紙に出てくる「Posypipkin」というのは、パレルモにいる英語が喋れる歯の妖精という設定なのですが、
この妖精が「mio amico」と男性形になっているではないですか(女の場合、mia amica になります。)
もちろん、Posypipkinは女の子の妖精という設定なので、英語では「she」で話しているのに
この男性形とか女性形って、イタリア語の初級の初めの方で出てくる重要ポイントよね、、、
夫、子供の頃から頻繁にイタリアに来ていて、通算3年イタリアに住んでいるのに、そこもわかっていなかったとは〜
手紙を読んでなぜか焦ってしまった私は、夫と娘に向かって、「Posypipkinは男の妖精だったんだね〜」と言ってみたのですが、
夫も娘も、私の質問の意味を全く解せず
「いや、女の子だよ。」
とサラッとスルーされました
言語に興味がないってこういうことなのよね、、、
と、改めて二人の他言語に対する鈍感さを悟ったのでした、、、
まぁ、娘にバレなかったのでメデタシメデタシ、と思うことにしよう
↓最近娘が読み始めた本。イギリスの児童文学の古典だそうです。
ずっと題名だけ聞いていたので、戦争の本(敵の船をやっつける的な?トム・クルーズ主演的なイメージ笑)を読んでいるのだ思っていたら、うさぎの冒険が題材だそうで。愛と勇気と冒険の500ページ以上ある大作で、英語ではもう娘にかなわなくなってきました