回想録に戻ります。


約20年前の夫との出会いから、ドイツ移住に至るまでを書いています。

ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符

ここまでを振り返って見ると、絶好調だったシチリア島での生活。でも、夫のキャリアチェンジに伴う転職により、再び東京へ。


私は今は日本大好きですが、当時は自分には海外生活があっていると思っていたので、残念な気持ちで東京に帰りました。


実際、カラフルでダイナミックなシチリア島の風景に比べると、東京での生活はグレーで退屈に見えてしまいました。


そして恐怖の家探し、、、前回は地獄を見たので(詳しくは、日本へ再び〜地獄を見た家探し)今回はそんなに探さないからね!!と夫にも釘を刺し。


今回は数件目にして、良い物件がラブ


角部屋(←結構重要)で静かで環境も良い物件。隣が大家さんの家だったのですが、大家さんのきれいに手入れされたお庭が窓から見えると言う、夫が好きそうな物件。夫もこれには感激したようで、今回は反対する事なく、すんなり決まりました。


後から後悔する事になるとは、この時は思いもせずガーン


今考えると、家なんて何でも良いから早く決めてしまいたいと言う気持ちが強かったのでしょうね。住む所、大事なのに笑い泣き


その年の秋は雨が多く、入居して1ヶ月位経ったある日、使っていなかった畳の部屋にカビを発見ゲロー


この物件、三方に窓があったのですが、北東西に窓があり、南にはなかったのです。そして、東の窓は、他の建物に遮られて日がほとんど入らず、、、西の窓は小さくて滝汗


暗くてジメジメした家でした笑い泣き笑い泣き笑い泣き


日当たり以外は私達の条件にピッタリだったこの物件、家探しの難しさを痛感しました。(やっぱり日当たり&風通し重要真顔



ちなみに、このマンション、人の入れ替わりが激しかったです。入れ替わりの激しい物件には要注意ですね。人がすぐ出ていってしまうのには理由がある真顔家探しでは周りや前の人がどの位住んでたか聞くのが良いかもしれません。


さて、家の相が悪かったからか、住む所なんてどこでもいいと言う思いがこの家を引き寄せてしまったのか、シチリアは良かったと言う後ろ向きな気持ちで来てしまったのがいけなかったのか、この後数年間、私達の暗黒時代が始まります、、、。


人生には良い時期と悪い時期がある。何かにつけてうまく行かない時期の始まりでした。


続きます。