↑義父と娘 in 京都


2度目の日本生活と遠距離恋愛の続きです。


約20年前の夫との出会いから、ドイツ移住に至るまでを書いています。


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東京での2年間の研究を終えた夫。更新なしの仕事だったので、少し前から就職活動を始め、無事、京都の大学での仕事が決まりました。


ただ、今回の契約は半年と言う短期ガーン更新できるかどうかも不明。それでも、京都が大好きな夫は前向きで、この仕事を受けることに。


私も一緒に京都に行くか迷いました。でも、英会話講師の仕事も楽しく、何よりあの地獄のような家探しをもう一度する覚悟ができず、半年後、夫の契約延長ができたら私も引っ越すという結論を出しました。


夫は京都ですぐに住む所を見つけました(自分が探す時は早々に妥協する夫ポーン)。男の一人暮らしだったので、古くて狭いアパート。私はそのまま今までの家に一人。今思い出すとなんだか切ないなぁニヤリ


夫との遠距離恋愛がスタートしました。


寂しい時もあったけど、ほぼ毎週末、どちらかが行ったり来たり。時には深夜バスを使ったり照れ


京都は二人とも大好きで、東京に住んでいる時から年に2回は行っていたので、夫は京都の生活にすぐに馴染めたよう。二人でたくさん京都の街を散策しました。


思い出すのは、寒さが厳しい冬の朝。畳の部屋にガスストーブ。


桜が咲く少し前の、夜の東山の、幻想的な美しさラブ


そして厳しい冬が終わって、桜が咲いて、街中に溢れ返る人々。ほろ酔いで、幸せそうな表情。


ここでも忘れられない思い出がたくさんでき、半年はあっという間に過ぎて行きました。


一方、夫の研究に関しては、特に指導してくれる教授がいたわけでもなく、一人で黙々と論文を書く日々が続いていたよう。


そして、覚悟はしていたけど、夫の契約は更新なし、と言う通知が届きますチーン


夫はすぐに横浜に戻って就職活動を始めました。いつもはすぐに次の職が決まるのに、この時はなかなか決まらず、、、


夫だけイギリスに帰っての就職活動もしました。


しばらくして、ロンドンの有名な投資銀行GSで内定、、、と思いきや、この話しがなぜか流れてしまい、、、滝汗


夫と付き合ってから初めて経験した、先への不安。私にも焦りが出てきましたが、自分も収入があったので、とにかく焦らずじっくり探してもらおうと、私はできるだけ自分の仕事に集中するようにしました。


そして、3ヶ月が経とうと言う頃、シチリア島の大学から研究の仕事のオファーが。


私も夫も大好きなイタリアです。


続く。