5歳にして、5つ目の幼稚園に入園するちびっ子姫。
国が変わると、幼稚園事情も変わります。
ちなみに、ここで言う日とは沖縄、米はニューヨーク、英はイギリス中部の町、独は旧東ドイツの地方都市です。
まず、日本の幼稚園。
ちびっ子姫は、早生まれなので、早く幼稚園に入れます。
2歳代で、幼稚園のプリコースに週2日通園。先生は優しく、毎日連絡帳で子供の様子を報告してくれるなど、きめ細かい対応。栄養バランスの良い給食。日本ならではですね。
ただ、上履きやお道具箱を揃えたり、お弁当の日は大変だったり、親の労力もなかなかのもの。
日本の幼稚園には、数カ月しか通わなかったので、まぁ、こんなものかな、と。
次にアメリカのプリスクール。
ニューヨークのプリスクールは、他の学校との差別化を図るため、色々なアクティビティがありました。シェイクスピアやチェスを学んだり、ヨガやジムやサッカー、お料理のクラスも。
とっても高額ですが、それなりに色々やってくれます。保育時間中、毎日メールで写真を送ってくれた所も(先生は保育時間中にアイパッドで撮った写真をその場で送るので、子供とちゃんと向き合ってなかったんじゃ、、、とも思いますが)
5歳になる年の9月から、1年間の公立幼稚園がスタート。無料です(NYCでは、4歳の9月から無料のプリスクールに入れます。州によっても違うそう。)
私達が住んでいた地域では、公立の幼稚園生はスクールバスで送迎。家の前まで来てくれるので、親はとっても楽(うちは、公立に入る前に引っ越してしまったので、恩恵を受けられず)
給食はある所とない所があるようですが、あってもフライドチキンやピザなど日本人家庭はだいたいお弁当を持たせていました。
給食がない場合、アメリカ人の子のお弁当はサンドイッチとフルーツなど。お弁当にシリアルを持ってきてる子もいました
幼稚園では、アルファベットや読み書きを教えていました。
次にイギリスの幼稚園。
ドイツ移住前に少し通わせられるかもと思って見学のみ行きました。
イギリスでは、4歳になる年の9月から、公立の幼稚園に入れるそう。レセプションクラスと呼ばれる、小学校が始まる前の1年間のクラス。無料です。
小学校に併設されていたせいか、制服もあり、小学校に近い雰囲気。給食室もありました。
ここでも既に読み書きを教えていて、生徒の作文が貼り出されていました。
さてさて、ドイツの幼稚園。
ドイツでは、6歳になる年の9月から、公立の小学校が始まるよう。ここからやっと無料になりますそれまでは収入に応じて保育料を払うそう。
あああ、ちびっ子姫の幼稚園代、あと一年半もあるのか日米英独の中で学費が無料になるのが一番遅いあっ、しかもうちは小学校は私立希望だから無料にならない
そして、先日見学に行った幼稚園で言われた事。
「ドイツの幼稚園は、アメリカと全然違うと思いますよ。小学校まで、読み書きを含め、お勉強はしません。たくさん遊びます。」
ホントですか〜
早く読み書きや算数を教えたい夫は不満そう。
でも、ドイツの学力は世界的に見て高いよう。日本は更に高く、アメリカは低い。
きっと早く読み書きを教えても、あまり意味がないのかもしれない。ドイツの子供達はたくさん遊んで、何かしらの能力を身に着けているに違いない