夫は、イギリスの大学で物理学を専攻し、その後、奨学金で日本の大学院に通い、博士課程を修了しています。

その後の職歴をざっと書くとこんな感じ

アイルランドの大学 1年半
東京の国立大学 2年
京都の国立大学 半年
イタリアシチリア島の大学 1年
東京の国立研究所 2年半
沖縄の国立大学院大学 8年半
ニューヨークの企業の研究所 2年ちょっと


初めての仕事はアイルランドの大学の研究職。この頃からシチリア島までは金融工学をやっていたので、バリバリの投資銀行からスカウトが来たりしました。年収何千万〜何億の世界だけど、金融の世界が合わなかったのでしょう。彼は脳科学者になる事を決意し、東京に戻りました。その後沖縄で長く働き、結婚して娘が生まれ、家族になりました。娘が2歳半のときに、ニューヨークの企業の研究所に転職するも、アメリカも企業での勤務もあまり合わず、娘を日本かヨーロッパで育てたいとの私達の希望で、再度ヨーロッパの大学に戻ることになりました。

出会ってからずっと夫についていったわけですが、私は元々色々な土地に行く事が好きなので、大変より楽しい事の方が多かったです。特にシチリア島と沖縄での生活は楽しかったなぁラブ娘ができてからは、どこかで落ち着きたいと言う思いも強くなってきましたが、、、真顔

たまに転勤族と間違えられますが、うちの場合は転職族滝汗大学や研究機関の場合、教授職じゃない限り任期付きの職が多いのです。日本ではポスドク問題として取り上げられたりしていますが、欧米ではずっと任期付きの研究者と言うのはそんなに珍しくないようです。もちろん、自分の研究室を持って教授職につけたらそっちの方が良いのですが照れ研究者は地域や分野にもよると思いますが、幸い今の所はポスドク問題で言われてるようなひどいお給料ではなく、普通に生活できてます。

これから行くドイツの大学は任期なしの仕事のようですが、これからまた転職するのか、そのまま落ち着くのか。個人的には、いつかまた地中海か沖縄に住みたいなニヤリ