2007年ネフローゼ症候群発症。
2年間のステロイド剤服用の末、副作用による特発性大腿骨頭壊死症発症。
歩行不能となり身体障害者へ。
人生のどん底を経験する。
そこで「かたりべの会」に出会い体を治すのは医療ではなく自然治癒力だった事を知る。
「マサル君が本氣になるんだったら私も本氣になるよ」という恩師の言葉に従い強い体づくりを目指す。
なんと2年で骨は再生、歩けるように。
ネフローゼ症候群は再発するも薬を使わずに寛解。
自然治癒力の可能性は奇跡を起こすことを知る。
僕は無力だ。
なぜならこれほど体に奇跡を起こしてもどうしてこんな奇跡が起こったのかさっぱり分からないからだ。
なので「どうやってそうなったの？」と聞かれても説明できないのだ。
僕は「かたりべの会」という難病者の集まりに参加し体の事や病気の事を学んでいるうちに体は改善していったのである。
食事を変え、生活習慣を変えた。
そして何より大きかったのは【アウトプット】したからである。
アウトプット？
僕はそう呼んでいるけどアウトプットとは。
自分のカッコ悪い姿、情けない姿をみんなの前で表現すると言うことをしたのだ。
もともとプライドが高い僕がそんな事をするなんて・・・
自分でもビックリだ。
でも隠していてもしょうがない。
今の自分をさらけ出す。
プライドを捨てて。
これが僕の細胞を大きく変えた。
本当はこっそり治したかった。
でもそれではダメ。
堂々と胸を張って自分の現状を世間に見てもらったのだ。
意外とスッキリした。
重いヨロイを脱いだ感覚だった。
なんて身軽なんだろう。
なんて気持ち良いんだろう。
心の中にスペースが空き余裕が出来た。
その当たりから僕の体は良い方向に加速していった。
松葉杖が一本とれ、二本とれ
そしてゆっくりだが自分の足で歩けるようになっていったのだ。
自分の体に何が起こっているのか。
これを奇跡と言わずしてなんと言うのか。
「骨は2年かかるよ」と恩師の言葉。
本当にその言葉通り2年で歩けるようになっていた。
「自然治癒力というのはとても壊れやすい。
現代医療のクスリや治療であっという間に壊れてしまう。
でもね、無くなったりしないんだよ。」
その言葉通り僕の自然治癒力は生きていた。
ちゃんと体に栄養と解毒をしてあげれば応えてくれる。
そして僕の「さらけ出し」が加速させたんだ。
僕は無力なんです。
でも僕やあなたの中には無限のポテンシャル（潜在能力）が隠されている。
僕はこのために難病になったんだ。
それを知り、多くの人に伝えるために。
少し痛い思いをしたけど何か大きな力で導かれたような氣がする。
「マサル君が本氣になるんだったら私も関わるよ」という言葉。
その言葉には深い意味があったのです。
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