変化はキライかい? | ネフローゼよ、大腿骨頭壊死よサヨウナラ

ネフローゼよ、大腿骨頭壊死よサヨウナラ

2007年ネフローゼ症候群、2009年ステロイドの副作用による大腿骨頭壊死症により歩行不能。ステロイドを断ち大腿骨頭壊死は走れるまで改善。ネフローゼはクスリを使わずに完治。現在は誰もが持つ人間の潜在能力を発信している。

変化はキライかい?


正直言おう。


キライである。


出来ることならずーっと同じ所に居てぬくぬくと暮らしていたい。


これが本音だ。





しかし、しかしだ。


知ってしまったんだよ。


変化する喜びを。




ネフローゼ症候群、大腿骨頭壊死となり内蔵と足が不全となり人間として不全となる。文字通り「人生の終わり」を経験した。

しかしそこに訪れたのは【強制終了】ではなく【強制再起動】だった。

体は生れ変り人生は180°変わった。


変化がキライな僕はコツコツとサラリーマンをしていた。


人のマネをする事でナミガゼをたてずに仕事をこなす。


いわゆる「可もなく不可もなく」ってヤツだ。


そんな生活をしていた。





そんな時に現れたのがふたつの難病だった。


変化を嫌う僕にとってはとても信じられない出来事だった。


「なぜ僕が。。。」


驚きと不安。





制限される生活。


可哀想な目で見られる悔しさ。





この変化は耐えきれない。


「理不尽すぎる」






しかし、心の何処かでほくそ笑む僕。


「変わった」と。






当時は分からなかったが


今思うとイヤだったのが


そうでもない自分も確かにいた。





そう、変化を待っていたのだ。





『さあ、お望み通りのものをあげよう』





かみさまがそう言った。


望んでいたのさ。






苦しいさ。


痛いさ。


でもこれが【変化】。





だから受入れ


そして生まれ変わった。




だけどこの話にはまだ続きがあった。






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