長男は輪島で塾に通っていたのだが…震災後、一回塾の先生と遭遇したっきり音沙汰なし。
先払いしてた会費の回収とかも頭にはあるが、この大惨事を前に取り立てにいく気力もない。
とにかく、次に進まなくてはならないし、出来る限り使えるものは使ってこうと、東進の被災者支援に申し込んだ。
申し込み時に懇切丁寧に解説してくれて、今回の面談前にも事前にzoomで細かく説明してくれた。
そして今日、直接面談し、長男長女の必要とするところをしっかり聞き取ってもらい、来週から始められる流れとなった。
その際に、長男の環境について話す機会があり…
現在長男は、避難先から近い高校に行き、そこで元の高校のリモート授業を受けているのだが
置き勉してた教科書が手元に無かったり、向こうの通信が切れて途中退場したりと前途多難
そして、高校というところに通ってると言っても、その高校の子達との交流があるわけでもなく、部活動なんてのもなし。
「えっ、その、保健室登校的な感じ、変えたくないの?」
って、東進の先生が言ってて「確かに…」と思った。
長女の不登校時代に保健室登校を長い間、間近で見てて、小学校の卒業式も体育館の端っこで他の不登校児童と一緒に椅子に座って(※ワシも一緒に)卒業式をした。
よくよく考えてみたら…今の長男の状態は、健全な学生生活をと毎朝近くの高校に送り届けてるものの、やってる事は保健室登校と同じ。
解決などしてなく、問題の先送りしてるだけの…長女のあの頃と同じなだけ。
この先、どんなに点数取れる様になったとて、ちゃんと学校に通えてる人と比べると、総合的な経験値が違ってくる。
思い切って転校する事を考えた方がいいのかもしれない…。