対馬は険しい山々が重畳する山国です。

山仕事は早朝に出かけて夕刻に帰宅していました。

山に向かう男性は長テボに鉈や弁当を入れ、騎乗して

出陣します。

 

 また、かつては長テボを載せたショイコを背負って、

ボチボチと木庭に行く人もいたもんです。山道を

小鳥の囀りを聞きながらの道中です。自然と

一体化した暮らしでした。