戦後、しばらくは対馬の女性は対州馬に乗って野良仕事や

磯場へ行っていました。当時は女性の騎乗は全国的に珍しく

好事家らが写真雑誌などに掲載していたようです。

 

 それでも集落内での乗馬は皆が遠慮していました。住民を

高い所から見下ろすとして不文律になっていました。

そのため、村はずれで乗馬したそうです。

馬上は、気分もよくラクチンです。

 

 仕事を終えると対州馬の背にはタキモンや農作物などが

オセられるので人様が乗るスペースはありません。