大阪のファンの皆さんなら知らない人はいないケンヂさん。
先日発売された週プロのレポートにも名前が載るぐらい、あの時のオーサカを持ってくるならこの人も持ってこないと!って人です。
実際、我々が大阪でやっていて地方でやる時や東京でやる時はケンヂさんは来なかった。
常設会場若しくは関西圏ビッグマッチだけだったのです。
言うなれば、ホームゲーム限定ファン。
中身は同じでも、客層が違えばビジターゲームになるわけですよ。
今回やりたかったのはあの時の「ホームゲーム」
だから、週プロのレポートの分析が橋爪記者だったのもそう。
橋爪さんに大阪から来てもらった。
そして、発表当初からたくさんの関西のファンの皆さんから予約を頂いた。
こうして東京都江東区にある新木場1stRINGを、あの時の大阪市中央区千日前にあった会場や北区太融寺町にあった会場のように出来たのです。
本当に幸せな空間が作れました。
そうだ。
ケンヂさんが何者なのか補足しておきましょう。
僕より大阪プロレス歴は長い。
なんなら旗揚げ近い頃からのファンでファンクラブの登録番号は1番。
通常興行に関しては2009年頃までほぼ皆勤という猛者なのです。
そんなケンヂさんがある日の通常興行に姿を見せなくて、しかも連絡もない。
遅れたりどうしても来れないとなると必ず連絡があったのに。
選手スタッフ共にざわざわしてたなぁ。
連絡がついて話を聞くと仕事中に大怪我をして入院していると。
これは一大事だということで、元気を出してもらえることに繋がればと選手スタッフ全員がそれぞれ時間を調整してお見舞いに行ったのであった。
そうして退院されたらすぐさま復帰(笑)
ナスキーホールの最期の時まで休まずに応援してくださったのです。
初めて来たら「なにあのひと」って確実に思うであろうあのテンションとあの風貌。
でも一見さんにも外国人にもすごいフレンドリーに接してくれて、マナーの悪いお客さんが居たら誰よりも早く注意してくれたり
これぞ大阪人。
ケンヂさんから先日の大会の感想のメールが来た。
昨日、大会後早速コンビニ巡りして週プロを見つける事が出来ました!
☆橋爪さんの記事には大阪プロレスの歴史が凝縮されてるような印象が有って、カラー記事じゃないのが気に入りました。
「東京大会ですが、ガンチョルが踊ってた事、松本都さんの仕事振り以外覚えていない、内容でした。
大阪プロレスが、毎日開催されてる時の様に“いつも通り”過ぎて、そう感じました…。」
☆橋爪さんの記事には大阪プロレスの歴史が凝縮されてるような印象が有って、カラー記事じゃないのが気に入りました。
「東京大会ですが、ガンチョルが踊ってた事、松本都さんの仕事振り以外覚えていない、内容でした。
大阪プロレスが、毎日開催されてる時の様に“いつも通り”過ぎて、そう感じました…。」
ぱっと見、つまんなかったのかなって捉えることもできるんですが。
ケンヂさんはそもそもプロレスファンではないのです(笑)
「大阪プロレスファン」
だから、雰囲気を作る為に来ていただいてあの時の雰囲気を誰よりも知ってる人にこう言って貰えたことで「成功」したという実感が湧きました。
やってよかった。
頭おかしいって言われるような事だらけやけど、本当にやってよかった。