親知らず抜歯ミッション完了!
口の中は半分痺れ、呂律が回らないぜ。
血の味と香りが充満してるぜ。
右奥下ってことで、周りの人は大学病院の歯科勧められたりする人多いけど我が家の下の歯科にてオペ。
「これぐらいならウチでも出来ますよ!」
って先生の言葉信じて。
「はい。じゃあ麻酔しますねー」
「はい。じゃあ歯茎切りますねー」
「はい。じゃあ歯切りますねー」
…
俺は別に何とも思わんからええんやけど、こーゆーの怖い人からすれば戦慄走るんやろな。
で。
ガリガリっ。
ごきっ。
この頭蓋骨に響くなんとも言えん感じ。
「んー。はぁ…」
この明らかに抜けにくくて苦戦してる先生のリアクション。
そして、麻酔が軽かったのか…
既に痛い。
でも後に用事もあるし長引かせれんから我慢。
「はい。じゃあ根から抜きますねー」
右顎下に押し込まれていく工具的なもの。
謎の溜息の後に、右エラからその工具出てくるんちゃうかってぐらいの力でゴリゴリねじ込まれ…
ガキっ!
そして指先でつままれてクリんっと。
「はい。とれましたー!」
想像以上に大きい赤い塊が。
こら取るの苦労するよね。
で、裁縫の練習台になるキルト生地のような気分で縫われる。
自分の目の前で釣り針みたいな針と黒い糸が口から出たり入ったり。
…手術とかする時、器具とかを見るのが好きなのだ。
自分の身体縫うなんて久しぶりやし、前の抜歯の時はご丁寧に目隠しされてたから…
今回術中、目全開(笑)
あ、電動注射器。
あ。メス。
え。なにこの工具。
全部ガン見!
痛かったけど楽しかった。
痛かったというより…
まだ麻酔切れてないのに痛いけど。
…
そういえば。
身の回りに初の親知らず抜歯を控えてる人間が居たなぁ。
「痛いすか?」
「どれぐらい痛いすか?」
「麻酔も痛いすか?」
「麻酔効かないとかありますか?」
「え!切ったら抜いますか?」
「抜糸は麻酔しますか?」
「全身麻酔はしてくれますか?」
「失敗して死にませんか?」
と立て続けに聞いてきたかわいい奴だったので、尾鰭つけまくって不安を煽りまくってやろう。
てゆーか現に痛いし!!
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