初めに:手持ちのLifeBook UH75/D2ホワイト(U939)にOpenCore1.0.6でSonomaを
インストールしてみた。インドネシアのAndresha等にインストール「成功画
面」が掲示されているが、設定のconfig.plistは公開されていないようだ。探
したら、中国Baidu Netdiskに登録されていて、日本の携帯番号をBaiduに登
録できたので、DLし動作を確かめてみた。最初起動せず、少しの工夫が必要
だったが無事に使えるようになった。富士通製品は、U937とU938が2つず
つほぼ同じ構成で、UH75/D2(U939)のconfig.plist設定は、兄弟機種のU9
310でも使えるはずである・・・
①Baidu Netdiskに日本の携帯を登録するのにテコずった。調べたら中国の動画サイト
にまず登録した上で、それを梯子にして登録するというのもあった。中には「敵国」
だから弾かれるという酷評の方もいた。当方はまず、Windows11で090 **** ****の
最初の0を付けないで英語のユーザ名と、英語のパスワードを入れて数回試行した後
Macで日本の+81を追加する画面でアクセスしたら、直ぐに携帯にSMSが入った。
わざわざ、見もしない中国本土の動画サイトに登録する必要はないはず。
②plistエディターにOCAuxiliaryTools.appを使用して、OpenCore1.0.5を1.0.6にupして
SonomaインストールUSBのEFIフォルダにコピーする。その時、なぜかEFI/EFI内
にWindows11のFAT32 100MBに入っているNO NAMEパーティション内のMicrosoft
フォルダと中のBCDだけ一部ファイルの有る無しを起動時に見て起動選択アイコン
を出しているようだった。なぜMicrosoftフォルダが必要なのかは不明。最初に
Win11入りPM991_NVMeを入れた状態では起動選択アイコンが出たのに、EFI/EFI/
MicrosoftフォルダなしNVMeやAPFSフォーマットだと、USBチカチカで起動選択
アイコンが出なかった。繋いだNVMeディスクのどれかのEFI/EFIフォルダ内にMic
rosoftフォルダが必要だろう。
③Install MacOS Sonomaでインストールを開始する。最初大量の文字が流れる。
Sonomaをインストールする場所をDisk UtilityでAPFSのGUIDマップでフォーマット
しておく。途中の画面は以下である。何回か再起動するので、都度F12キーでUSBか
らの起動を手動で行う。
④インストールが終わったら、USBインストーラーのEFIパーティション内のEFI
フォルダをNVMeのFAT32パーティション内にコピーする。ただし、100MBしか
なければ、NVMe内のFAT32パーティションの直ぐ隣のAPFSの20MBを削除し、
120GBに拡張しないとEFIフォルダ(Microsoftフォルダ含み済み)をコピー出来
ない。その場合は再度Sonomaをインストールし直す。当方はType-C ⇒ NVMe
変換に繋いだNVMeにSonomaをインストールした上で、内臓NVMeに移動させ
た。最初から内蔵NVMeにインストール出来るかは確かめていない。選択アイコ
ンは出ないが、大量の文字が流れてSonomaが起動する。
⑤英語表示でインストールされるので、表示言語を日本語に直すとよい。なおIntel
9560NGWのWiFiは転送速度286で、理論値867から大きく落ちる。トラックパ
ッドは起動最初から動作OK。内蔵ディスプレイだけで、HDMI出力には出力され
ていなかった。あとでU938のconfig.plistを参考に弄ってみる。超軽量の黑苹果
(ブラック・アップル:中国語、UH75/D2では「白苹果」や「赤苹果」!)以外
X280の方が多機能をサポートされていて使いやすい。



