いま気になってること

東京都の内製化によりSIerの仕事が激減?

いやいやスクラムっしょ!


https://x.com/miyasaka/status/1821146321459560938?s=46&t=Nopu_H2v2g5WkhrkVrl9jg

上記のリンクは、東京都の宮坂学副知事(元ヤフー株式会社代表取締役社長)のXでのポストです。

このポストの内容だけでは、宮坂学副知事が本当におっしゃりたいことは、なかなかわかりかねます。

●直近1年間の公示案件数

  • デジタル社会推進(DX):2,787
  • 生成AI活用:989
  • 地域経済活性化:811
  • テレワーク推進:589

再利用可能な内製開発の投資比率を増やしたい。

https://ameblo.jp/orokadaneningenwa/entry-12833265598.html

そこで、これらから推測すると、おそらくですが、行政のデジタル化とAI技術に関するシステム開発について、SIerなどに委託して1回こっきりで終わらせるのではなく、簡単に再利用できる「内製化に注力する」ということだと思われます。

東京都が内製化に注力すると、いったいどうなるのか?

東京都職員のICTスキルが高まるわけですから、デジタル化とAI技術に限らず、様々な開発が内製化され、SIerなどの仕事が激減するんじゃないでしょうか?

すると、ICTスキルがない東京都職員は、やる仕事がなくなっちゃいますかね。

まあ、ICTだけでは解決できない社会問題っていうのは、たくさんありますけどね(自然災害、少子高齢化、いじめ等々)。

ただ、そもそもになりますが、ChatGPTやPerplexity(パープレ)などの生成AIを使えば、Pythonなどの簡単なプログラミングは、マジですぐにできちゃいます(完璧ではありませんけど)。

ですから、システム開発における人間によるプログラミングのニーズ自体がめちゃくちゃ少なくなっているわけです。

じゃあ、どうすればいいのか?
内製化もいいとは思うんですけど、社会っていうのはみんなで作っていくべきものです。
なので、これからのシステム開発は、スクラムによるアジャイル開発であるべきだと、私は強く強く思っています。

※Perplexity.aiより引用

スクラムによるアジャイル開発とは、短期間で計画と実装を繰り返しながら、柔軟にプロダクト開発を進める手法です。以下にその特徴をまとめます:

  1. スプリントと呼ばれる1ヶ月以内の短い期間で開発サイクルを繰り返します。
  2. プロダクトオーナー、開発者、スクラムマスターの3つの役割で構成されるスクラムチームで開発を進めます。
  3. 毎日のデイリースクラムで進捗や課題を共有し、迅速な問題解決を図ります。
  4. 顧客との認識のズレを早期に解消し、要望の変化に柔軟に対応できます。
  5. バックログの作成、スプリントプランニング、実装、レビュー、振り返りなどのイベントを通じて開発を進めます。
  6. チーム主体のマネジメントを重視し、メンバー間のコミュニケーションを大切にします。
  7. 実践と経験による知識を重視し、プロダクト価値の最大化を目指します。
スクラム開発は、変化の激しい環境下での開発や、継続的な更新が必要なWebサイトやアプリケーション開発に適しています。
これをもしも内製化だけでやったら、費用はもちろん抑えられるでしょうけど、一番肝心なカスタマー(ここでは東京都民)に対する「提供価値(VP=Value Provided)」は、まったく上がらないものと思われます。
だから、東京都に限らず官庁や市役所などには、SIerとスクラムを組んで、カスタマーに対する「VP」を上げ続けていただきたいんです。
内製化よりも官民スクラムの時代
まあ、私の予想はいつも外れますけどねーwww
あ、そうそう、デジタル庁ではもう、Amazon元社員の方々とすでにやられているんでしょうね。

以上になります。


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