いま気になってること

鉄道も水道も国営がいいんじゃね?

「民間でできることは民間に」は間違い


https://gendai.media/articles/-/128473

「終わりのない成長を目指し続ける資本主義体制はもう限界ではないか」

そんな思いを世界中の人々が抱えるなか、現実問題として地球温暖化が「資本主義など唯一永続可能な経済体制足りえない」ことを残酷なまでに示している

(中略)

「民間でできることは民間に」――。

約20年前の小泉政権の時代にさんざん繰り返されたフレーズで、白状すれば当時は筆者も何の違和感も持たずに受け入れていた。

だが、当時の郵政民営化を巡る熱狂の中で、いったいどれだけの人が本当にそのロジックを理解した上で賛同していただろうか。

政府の郵政民営化委員会のウェブサイトには「郵政民営化って何?」というコーナーがあり、そこには民営化について「民間に委ねることが可能なものはできる限り民間に委ねることが、より自由で活力ある経済社会の実現に資するとの考え方で、国または日本郵政公社が提供してきた郵政事業について、民間企業(株式会社)が経営を行うようにした改革のことです」と明記してある。

一見もっともらしい説明だが、フランスやイギリスで水道が民営化された結果として料金が高騰し、サービスが劣化したことなどを見ると、「自由で活力ある経済社会」というのが何を指すのか、見え方は変わってくる。

「自由」というのは、市民的自由のことではなく、独占状態にある企業も含めた企業が営利を追求する自由(まさに新「自由」主義的な自由と言ってもいい)のことだろう。

「活力ある」というのも、本来公共に属するべきものを市場に引っ張り出し、金儲けの道具に使うというゲームに参加できる人たちの活力であって、普通の人々の暮らしに郵政民営化で活力がもたらされることなど、あるわけがないことは冷静に考えればすぐにわかる。

同ウェブサイトには、郵政民営化で実現したことの一例として、「4キログラムまで全国一律料金で送付ができ、ポストへの投函や追跡サービスも可能なレターパックのサービスを開始」や、東京駅前のKITTE(JPタワー)などの商業施設の開業などが挙げられているが、これらは民営化などしなくてもできたものばかりである。

まったくもって、そのとおりであると思わされました。


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私も筆者の井手壮平さんと同様で、小泉政権の時代には「民営化すれば良くなる」などと、大きな勘違いをしていたひとりです。

そして、今後の日本(というか世界)は、急速に進む少子高齢化によって、国民の最低限の暮らしを支えるサービスを担う人材が不足してしまいます。

すると、今でも変わっていませんが、「民間でできることは民間に」という思想が、加速してしまう可能性があります。

日本でも、過去の決定にとらわれることなく、何が利用者のために最善なのかという観点から不断の見直しをするべきだ。

この「不断の見直し」について、政治家や官僚だけに任せていてはダメな時代になっています。

その一番の理由は、『ダイバーシティー(多様性)』が非常に大切だからです。

政治家の方々も官僚の方々も、悲しいかな、『ダイバーシティー』の考えをほとんどお持ちではないように、どうしても見受けられます。

だってさー、喫煙者のことなんてシカトだもんwww

https://ameblo.jp/orokadaneningenwa/entry-12841052409.html

ですので、立場などに関わりなくみんなが協力して、「不断の見直し」方法を検討しなければなりません。

たとえば、いつも使っている公道にゴミを捨てられ続け、それを処理する人が不足したとしたら、どうしたらいいと思われますでしょうか?

今は、その地域の町会などの方々が、定期的にボランティアで掃除をなされているところが多いようですが、それもあてにはできません。

であれば、まずはゴミを捨てないようにするしかありませんよね?

「誰かがやってくれる」という考えは根本的に誤っていますし、今やってくださっている方々に対して「あいつら何やってんの」という人も結構いらっしゃいますけど、あまりにもひど過ぎる考えです。

ですから、SNSとかで「権威主義的パターナリズム」なことをやっている場合ではないんです。

https://ameblo.jp/orokadaneningenwa/entry-12846333342.html

そして、ただただ批判するんじゃなくって、「知恵の連鎖」っていうのを、ガンガン出していきましょうよ!


♪Chain! Reaction 広がる連鎖 Chain! Reaction 今ここから世界が繋がる♪


以上になります。


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