AIはただのツール!
いかに使うかは私たち次第ですよ
※アプリ「Ameba」におけるYouTubeの動画挿入で「予期せぬエラー」が発生しているため、URLのペーストで動画を挿入しておりますヾ(_ _。)
https://courrier.jp/news/archives/362472/
MIT(Massachusetts Institute of Technology、マサチューセッツ工科大学)で労働経済学を研究するデイヴィッド・H・オーター(David H. Autor)さんの、AIに対するお考えがとても素敵です。
以下、冒頭の記事の中から、気に入った部分を抜粋させていただきます。
- (AIをうまく利用すれば)専門知識をもつ高所得エリート層の仕事の一部を、より多くの人が担えるようになる。
- ヘルスケアや教育、法律相談などの需要はほぼ無限だとし、生成AIの導入でコストが低下すれば、より多くの人が製品やサービスを利用できるようになり、こうした分野は成長する。
- AIは膨大な量のデータによって訓練されている。データとはつまり、インターネット上にあるほぼすべてのテキスト、画像、ソフトウェアコードだ。
- AIはルールを知りません。膨大な量の事例を吸収して学んでおり、以前のコンピューティングとはまったくの別物です。
- AIは職を奪う存在ではなく、「労働者を補うテクノロジー」になる。
- 専門知識をあまり持たない人でも、より価値のある業務を担えるようになる。
- 私の考えでは、前向きな結果を想像し、議論を呼びかけ、より良い未来へと備えることには意味があります。このテクノロジーはツールです。そして、それをいかに使うかは私たち次第なのです。
いかがでしょうか?
これらのお考えについて、私はまったくもって賛同いたします。
AIはただのツールなんですから、使う人間がどう使うかを決めればいいだけで、怖がったり煽ったりする必要なんてまったくないんです。
肝心なのは、AIを訓練する「オープンデータ」の「質」なんですよ。
過去の投稿でもお示しさせていただきましたが、「AIは危険だからAIを使うな」っていう主張は、「車の運転は危険だから車には乗るな」って言ってるのと、まったく同じことなんですからね。
そうそう、こんなニュースもありました。
https://japan.cnet.com/article/35218240/
Joe Biden米大統領は米国時間4月24日、最終的にTikTokを禁止する可能性のある法案に署名した。TikTokは法廷で戦う姿勢を示している。
米上院は2024年4月23日遅く、ウクライナやイスラエルなどの同盟国に対する950億ドル(約15兆円)の支援策の一部として、賛成79、反対18でこの法案を可決していた。この法案により、TikTokを保有する中国の字節跳動(バイトダンス)は、最長でも1年以内にTikTokを米政府が適切と判断した買い手に売却しなければならない。
TikTokの最高経営責任者(CEO)であるShou Chew氏は2024年4月24日、TikTokへの投稿で、法案への署名について「残念だ」として、法廷で争うと述べた。
「安心してほしい、われわれはどこにも行かない」とChew氏は述べた。「自信を持って皆さんの権利のために法廷で戦い続ける。事実と憲法はこちらの味方であり、われわれは再び勝利するはずだ」
このアメリカのTikTok禁止について、日本には波及しないという意見を結構目にしますが、個人的にはどうでもいいです。
記事にあるように、もしも中国政府が監視したり、中国の計略を推進するために偽情報を流したりしているのであれば、そんなツールは使わなければいいだけではないんですかね。
たぶんですけど、私たちでは知りえないような、政治的かつ経済的な、何かが潜んでいるものと思われます。
これも個人的な思いになりますが、中国のAIスキルを切り捨てるなんてことは、世界全体にとってもったいないって思いますけどね。
https://ameblo.jp/orokadaneningenwa/entry-12827562506.html
「超DX時代」においては、中国の政府一体型経済というのは極めて相性がいい可能性があります。
♪あの憎しみを音に変えた そしたらそれが世界を変えた♪
以上になります。