高校は公立?私立?
学校でも「権威主義的パターナリズム」
https://www.sankei.com/article/20240330-OBQECZ5Z35NNVHU7D3BUK3UQOM/
大阪府で2024年4月から高校授業料が段階的に無償化される影響を受け、受験生の公立離れが加速している。大阪府内では今年、私立高を第1志望とする専願者は31.64%となり、過去20年で初めて3割を超えた。一方、公立高志願者は現行の入試制度が始まった平成28年度(2016年度)以降最少となり、府内公立高の半数近い70校が定員割れとなる事態に。大阪の教育界は無償化ショックの波紋が広がっている。
これは当然といえば当然の状況ですよね。
生徒からしたら、私立高の方が制服がかわいい(カッコいい)でしょうし、食堂のメシが美味しいとかのほかにも、嫌なヤツがいないところを選べたりするでしょうから。
保護者からしたら、私立高の方が優秀な教師(?)がいる可能性が高そうですし、ガラの悪い生徒がいないところに行かせたいんでしょう。
https://www.jimin.jp/aboutus/history/20.html
そもそも、小泉純一郎元首相による「民間でできることは民間に」という流れがあるわけですから、自然な流れともいえます。
この問題を解決するために、公立高に税金を投入し、設備などを充実させるという施策は、「本末転倒」じゃねーのって、私は思いますけどね。
そういうことではなくって、この記事では何も指摘されていない、ものすごくイヤーなことが起きているんじゃないのかなってことを、私は懸念しています。
ただ、私立人気の高まりの半面、公立は一気に不人気に。2024年の公立高の一般選抜志願者数は全日制課程で3万6,379人で、2023年から2,375人減少した。
府内公立高校の一般選抜の平均倍率は1.05倍(2023年1.13倍)。倍率が一番高かった豊中高校で1.57倍だったが、最も少ない生野工業の倍率は0.35倍にとどまった。
昭和の映画やドラマなんかだと、「不良のたまり場」っていうイメージがある、工業高の倍率がめちゃくちゃヤバいです。
これの何がイヤーなことかといいますと、学校にも「権威主義的パターナリズム」が起きているものと思われるからです。
https://ameblo.jp/orokadaneningenwa/entry-12846333342.html
「あいつら公立なんかに行ってんの?めっちゃダセーwww」とかって、すでに言い始めているかもしれません( *`ω´)
人びとは「権威主義的パターナリズム」が自分たちの側についてくれているときの頼もしさや心強さや安心感や高揚感にひたりすぎてしまった。それを他人に振りかざす快感に夢中になるあまり、それが自分たちに向かってくるときの恐ろしさをすっかり忘れてしまった。
そんなくだらねー「快感」なんてもんは、この世の中に一切必要ありませんから!
♪君たちったら何でもかんでも 分類、区別、ジャンル分けしたがる♪
ライブでは一切ダンスをしないことを知っていますか?
Fukaseさんが何を伝えたいのかをちゃんと歌詞を聴いて目を見て考えましょうよ。
以上になります。