地球の生い立ち-15(海底火山の大きさ) | ∞心機一転まさるの日記∞

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規律の厳しい役所を退職し自然豊かな山間の温泉町に道場を造りスタートしました。しかし元職からメールが一通!堅い仕事の師範役に逆戻り!

海底火山の噴火は、陸上にある火山と同じだが、周りに大量の海水が存在し、その高い水圧で陸上の火山と比べると噴火規模は小さい。ただし比較的浅い場所で噴火した場合は、水及び水圧による抑制がきかないため、陸上火山と同規模の噴火になります。

上の画像は「 Wikipedia 」サイトから引用ですがCGではない様です(^^♪


また、海水がマグマにふれて一瞬にして気化することによりマグマ水蒸気爆発が起きることがある

噴火活動が盛んな場合は、山頂が海面から露出して火山島を形成する場合がある。

 

           
画像引用:海上保安庁HP

 

顔を出した海底火山「福徳岡ノ場」は、2021-8月頃に大噴火を起こしました。この発見は航空機で巡回中に見つけ、それ以降約一年海底火山が頭を出したが、太平洋の荒波に晒され一年ほどで海没してしまいました。
尚、福徳岡ノ場の観測は明治時代から記録されており、継続中です

=ご参考まで=

福徳丘の場の観測日報:ttps://www1.kaiho.mlit.go.jp/kaiikiDB/kaiyo24-2.htm

 

大量の」軽石が沖縄から太平洋の沿岸に漂着したニュースは記憶に新しいところです(^^♪

「海洋研究開発機構(JAMSTEC)」の 海域地震火山部門 火山・地球内部研究センター 副主任研究員吉田健太さんの談話です。
追跡調査で、判明したのは噴出漂流したのは軽石だけでなく噴出した重厚な熔岩片で、地球内部のマントルの対流が多彩なマグマを放出されたことが確認できた


「海底火山は深く暗くよく見えません。
陸上の火山であれば、歩きながら自分の目で見て、岩石もその場でハンマーで叩いて確認しながら調査を進めますが、海底は視野さえもライトの当たる範囲しか見えません」

 

「海底の地形図で見当はつけますが、陸上の火山に比べて海底火山はとにかく情報が少なく、欲しい試料を狙って取るというよりも、引き揚げてみて初めてわかることで、重い鉄の篭を引きずって(注ー1)ドレッジを行う場所の当たり外れに左右される部分が大きいと感じます。ドレッジの籠をうまく引き揚げられず、せっかく取れた試料が籠からこぼれてしまっていることもありました」

(注ー1ドレッチは海の浚渫作業ですが海底火山の噴出物を浚うのは浚渫より過酷なサンプル採集作業になります。)

 

「海底にあった岩石は、漂流軽石とはまったく様子が違い、海上を漂流していた岩石は明るい灰色をした軽石や黒い軽石など多様だが、今回採取したものの中には、幅30cm超もある溶岩の塊のような岩石だった。

4年前の夏に、関東から西方の海岸に漂着した軽石と同時に噴出した、硬そうな熔岩が沈着して居ました。
細長い穴が空いた木のような見た目のものなどがあり、漂流していた軽石とは全く異なる多様な試料を採取できました。

今回は近海で噴火した、海底火山について書きました。

海洋研究開発機構(JAMSTEC)の吉田健太さんの、お仕事なども参考にさして頂きました(^^♪

 

 

 

=参考文献=

福徳丘の場の観測日報:https://www1.kaiho.mlit.go.jp/kaiikiDB/kaiyo24-2.htm

デコ活しました:https://ondankataisaku.env.go.jp

海上保安庁HP:https://www1.kaiho.mlit.go.jp/GIJUTSUKOKUSAI/kaiikiDB/kaiyo24-2.htm
Kaoru GreenEmerald : https://www.youtube.com/watch?v=-mKu5dIns4c
伊豆半島ジオパーク:https://izugeopark.org/maps/category-b01/
神奈川県自然環境保全センター:https://www.agri-kanagawa.jp/web_taisho/sanchi/sanchi_2.html日本列島周辺のプレート:http://www5d.biglobe.ne.jp/~miraikai/nihonnopureito.htm

(社団法人)全国地質調査業協会連合会www.zenchiren.or.jp
東京薬科大学:https://www.toyaku.ac.jp

銀河系(NASA): https://www.eso.org/public/images/eso1339e/

国立天文台:https://www.nao.ac.jp/gallery/weekly

東大-理学系研究科 理学部https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400031452.jpg

Wikipedia:https://ja.wikipedia.org/

Rekisiru:https://rekisiru.com/6396

の総合科学:https://www.gcoe-earths.org/ishigaki2010

ソラココ:https://soracoco.com/

JAMSTEC | 海洋研究開発機構 | ジャムステック海洋研究開発機構(JAMSTEC ジャムステック)は、平和と福祉の理念に基づき、海洋に関する基盤的研究開発、海洋に関する学術研究に関する協力等の業務を総合的に行うことにより海洋科学技術の水準の向上を図るとともに、学術研究の発展に資することを目的とした組織です。www.jamstec.go.jpリンク