運のいい人になる | 占いと演出・織塚紫帆の頭の中

運のいい人になる

10数年以上も前の話しです。

イギリスのハートフォードシャー大学のリチャードワイズマン博士が、

『運のいい人』と『良くない人』とは、普段の生活にどのような違いがあるのか…を研究するために、
一般の人から一定数の
「運が良いと思う人」と
「運が悪いと思う人」を集めました。

まずは、、、

面談をして、その人たちの経験を尋ねたり、生活を調査しました。


そして、ある新聞を渡して、「この新聞には、何枚の写真があるのか数えて欲しい」と、提案しました。

新聞の写真を数えることで、運の良し悪しがわかるのか?

運のいい人と悪い人とは、どんな違いがあったのか。

きっと彼らの行動や考え方に原因があるのではないか…と思ったわけです。


…ところが、なんと、博士の目的は、写真の数ではなかったんです。

実は、その行動には、もっと意味あることが隠されていました。


その行動ひとつで、幸運な人は、常に良いチャンスに恵まれ、そうでない人は、チャンスを見逃す…ことがわかったと言うのです。


新聞を用意して、「写真は何枚あるでしょう?」という謎の質問ですが。。。

被験者たちは、それぞれ、真面目に写真を数えたワケです。

ところが、なんと、その新聞には、

『この文字を見つけたことを伝えると50ドルもらえます』

と紙面の半分近くを使って大きく書かれていたそです。

なんと、『運が悪い』グループは、それを見逃す確率が高かったそうです。

そんなに大きく書かれていて、見逃すなんてあり得ない!!…と、思いますよね。

私的には、『好奇心』や『遊び心』も大切なんじゃないかと思うんです。

運の悪いグループは、言われたことを黙々とこなしていたのでしょう。
しかし、その文字を見つけた運のいいグループは、遊び心を持って頼まれたこと意外の事にも興味を持ったのでしょうね。


そして、ツイてない人は、ツイてる人に比べ、神経質なタイプの人が多く、それが様々な"気付き"の弊害になっているようです。

何かひとつのことに集中すると、他の事に意識がいかなくなり、隠れたチャンスを逃しやすいようです。

やはり、ツイている人は、気持ちに余裕があり、自分が必要としているもの以外の物にも意識がいくんですね。

その後、自分は幸運じゃないと思っている人たちは、直感を大切に余裕をもって過ごしてもらったところ、たくさんの人たちが「自分は幸運だ」と思えるようになったそうです。

きっと、その人たちは、「ラッキー」を見逃さなくなったんじゃないかと思います。


どんな生活をしたら『運のいい人』になれるのか、どんな事に気をつけて過ごせばいいのか。。。


以下のことに気をつけて過ごすことで、『運のいい人』に近づけるようです。




○直感を大切にする。


○新しいことや、普段と違うことに常に関心をもつ。


○一日の終わりに、『今日一日の良かった事』を考える。


○大切なタイミングの前に、『上手く行く』イメージをする。


運のいい人になりたいですね。

さらに、『運のいい人の行動』や『運のいい人の特徴』なども載せてみたいと思います。