銭天道? 2
お客様に『天使のベル』を買った時の話しをすると、もっと詳しく聞きたい!と言われます。
なので、あらためまして、もう少し詳しく話したいと思います。
その日は、新しいパワーストーンを求めて、よく行く街を娘と彷徨っていました。
朝からお天気が雨模様でしたが、お昼頃から少しずつ回復して、夕方には夕焼け変わっていましたが…、
探していたパワーストーンが見つからず、テンション低め💦…少しあきらめ掛けてました。
「小腹も空いたし、ケーキと美味しい珈琲でも飲んで帰ろうかな…」と思いはじめた頃、
頭に茶色い模様のある白猫がぴょんと路地から出てきました。
その猫は、立ち止まってじっと私たちを見つめると、クルンと踵を返して、さらに裏路地に入って行く。
「あの子、うちのこに似てるね」
と、娘に話したところ、聞こえたのか、その猫は立ち止まり振り返ります。
「にゃん!」
と小さく鳴くと、再び裏路地に進む。
「『ついて来て!』って言ってるよ」
なんて、冗談を言いながら、猫好きな私は、何も迷わず猫の後をついていきました。
…まぁ、急ぐ買い物でもないし、お腹が空いたから、猫について行くと、美味しい珈琲のお店でも見つかるんじゃないか…と、思ったし。。。
クリンクリン長いしっぽを優雅に振りながら歩く猫の後を追いました。(実は、私には、可愛い猫を見ると追いかける癖がありまして💦猫ストーカーの常習犯なんです、笑)
しばらく猫は逃げることもせずに、ゆっくりゆっくり私たちの前を歩きます。
しばらく歩くと、ふっと塀の上にのぼりました。
すると、塀づたいにスルスル~と、奥へ。
そこから先は追える道もなく、
「あ~フラられちゃった~」
と、言いながら猫を見送りました。
すると、その囲われた塀の中にあったのが、雑貨屋さん…というか、アジアンショップ。
店中は、少し薄暗くて雑然としていて、入口付近には布やアクセサリーが飾ってありました。
ちょっと入りにくい雰囲気でしたが、店内の目立つところに、可愛い招き猫が陳列されてて、
ちょっと気になった私たちは、とりあえず店内へ!
つづく。。。