「ツボ押しの達人」室積光 | お仕事小説多めかな

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色々学ぶことの多い「お仕事小説」を多めに紹介。完全にリアルではないけど、考え方など自分の仕事の参考になる部分も。

ツボ押しの達人(講談社文庫)[室積光]

▶業種:出版社

▶職種:編集

 

▶ストーリー

放談社週刊ミライ編集部の望来は、

かつて指一本で勇名を馳せた達人を

取材しに山に入る。

人の尊厳を一瞬で奪うツボ「尊厳崩し」や

人を石のように動けなくする「石仏の突き」を

あやつる昇月流柔術の伝承者の山本俊之(97歳)や

孫の寛奈夫人らに望来は技の手ほどきを受けることに。

そこへ編集長刺傷の報が。

ヤクザの逆恨みか、それとも…!?

ツボ押しの秘儀を体得した望来は

事件解決に乗り出す。。。

 

▶感想

ツボは経穴と呼ばれ古くは数千年前から

活用されてきたいわれている。

中国では隋の時代(西暦600年頃)から

本格的な研究されはじめたそうです。

 

ツボの数は361個もあります。

さらにその効果はWHOにも医学的有効性が

認められています。

その中に。禁鍼穴と呼ばれる押しては

いけないツボがあるそうです。

達人の技はその辺を刺激するのでしょうか。

 

私も肩こりがひどく鍼灸へ行ったときに

深く刺さないと効かないといわれ、

ギリギリの所まで針を入れてもらいました。

数時間後に肩から腕にかけて、

びりびりする痛みとしびれがきました。

2日ぐらいで治りましたが、

それ以来怖くて鍼灸には行けてません。

 

逆を返すとそれだけ効果があると

言うことなのでしょうか。

 

以前は適当に近場の鍼灸に行ったのが

行けなかったのかもしれません。

今度は評判の良いところを探して

試した見たいと思っています。