【備忘録】インティマシーな関係
この雑談は各自が２メートル離れた状態で行われています。ご了承ください。
遠藤
読者の方どうもこんにちは。脳内フリーターズの備忘録プログラム「VIVOVIVO備忘録」でございます。担当の企画部長遠藤です。よろしくお願いいたします。
佐藤
読者の方どうもこんにちは。同じく担当のチーフ佐藤です。よろしくお願いいたします。
今回の備忘対象はこちらのニュースでございます。性被害を取り扱った映画の制作の現場で主演女優がインティマシー・コーディネーター(以下IC)を現場に入れて欲しいと要望を出したのですが、監督の判断でICを入れないまま映画制作が行われたことが波紋を広げています。
https://news.yahoo.co.jp/expert/articles/b9bff08d1a0c740fac911070123cc587289bb368
https://intimacy-co.jp/
遠藤
そうなんですよね。テーマがテーマだけに慎重に考えて欲しいですよね。そのへん我々インティマシーボーイズとしては見逃せませんよね。
佐藤
うるせえわ(苦笑)。まあインティマシーという言葉だけだと「親密な」とかそういう意味もあるんだけどね。
https://ejje.weblio.jp/content/intimacy
遠藤
そうだろ？俺等親密な関係ですからね。適切なネーミングだと思います。俺たち仲良しだろ？
佐藤
野郎同士でいちいち親密アピールっていうかそういうこと強調するとなんかオゾマシイ感じになるから強調すべきではないと思うんですよ(苦笑)。しかもこういう真剣に語るべきテーマの場で「ボクたちインティマシーボーイズで～す！」とか言ったら「ふざけんな！」ってなるよな。
遠藤
確かに(苦笑)。読者の方どうもすみません。不適切発言でした。申し訳ございません。
話を戻すと、今回のニュースの場合主演女優の意向が反映されるべきだよね。
佐藤
そうそう、制作プロセスで一番精神的負担が大きくなることが想定されるからね。心のケアしながらじゃないといろいろダメージ喰らう可能性あるわけでね。監督の判断でICが使われなかったらしいけど「あなたが決めることじゃないでしょ？」って思うよな？
遠藤
だよね。実際何人も主演オファー断られてるわけで、それくらい気軽に乗っかってくれる話じゃないんだからね。そのオファーに乗っかってくれたんだから相手のこと慮って欲しいよね。
佐藤
ほんとそう思うよ。しかも監督は男だから、「相談して欲しい」って言われても完全なる意思の疎通が図れるか不安なわけだろ？まあそのへん主演オファー受けた女優さんはICを入れる条件付けでオファーを受け入れるべきだったかもしれないね。
遠藤
そうだね。でなければ断りますくらいで話すればよかったかもしれない。まあ実際IC無しで映画は完成して女優さんも怨みがましいコメントはしてないんだけど、公に本心語ってないだけでほんとのところ分かんないからね。やはりICを使うべきだったかなと思います。
https://www.oricon.co.jp/news/2335063/
佐藤
ですよね。慎重になるべきだったかなと思います。
でも一昔前だったら「監督と女優のインティマシーな関係が作品の完成度を上げる！」みたいな考え方の監督もいたと思うんだよ。
遠藤
いたかもしれない。まあいろいろ思い当たることはあるけど…具体的な話はしません(苦笑)。でも実際そんなインティマシーを一方的に強要する製作者がいたから「metoo運動」的な告発ラッシュに繋がるわけだからね。
佐藤
そうだよね。だから今時の映画制作現場で私情を持ち込むのはいろいろリスキーだということですよ。関係を強要した方は後々告発されるかもしれないし、強要された方は心にダメージが残るかもしれないからね。
遠藤
ですね。だから「あわよくば主演女優とヤれるかも」とか邪なスタンスで映画制作できない時代だということですよ。昔はそういうこともあったと思うんだよね。
佐藤
まあね。でも今時の映画制作は性被害みたいなテーマを取り扱う時は慎重過ぎるくらい慎重になった方がいいね。無理なら作らなくてもいいもんね。性被害の深刻性を発信しようとした映画の制作に携わったことで出演者が心の傷残したら木乃伊取りなわけでね。慎重になって欲しいですね。
遠藤
そう思いますね。
ということで現場からは以上です。読者の方お付き合いありがとうございました。
佐藤
読者の方お付き合いありがとうございました。また次回です！
【終劇】
〈制作スタッフ〉
遠藤 文夫(企画部長) 佐藤 宏樹(チーフ)
〈文責請負人〉
葛井 徹(中の人)
