【閃き】リメイクメイクの心掛け



読者の方どうもこんにちは、脳内フリーターズのキャップ谷岡です。唐突ですが新企画でございます。日々の暮らしの中で発生した閃きを書き留めておくプログラムです。題して「百合烏賊」でございます。よろしくお願いいたします。

今回の話題は「リメイク」でございます。率直に申し上げまして、最近世に出る映像作品や音楽作品は余りにもリメイクが多過ぎると思います。まあ安全パイと言いますか市井の人々は完全なるオリジナル作品ではなくて過去に慣れ親しんだ作品のバージョンアップを求めているなどと制作側が決めつけているかのようなリメイク作品の過供給が続いている感じがします。

そんな中でわたくし谷岡は閃きました。「オリジナル作品を否定する意図で作るリメイクならオリジナルになるのでは?」という閃きです。アティテュードとしましては「オリジナルが余りにも物足りないから作り直してやる!」という感じでしょうか。いや、はっきりとそういう文言を口に出すわけでなく作品の仕上がりで雄弁にそれをアピールしまくってそれを大衆に理解させるというわけですね。なので過去に「駄作」と呼ばれた作品を探して再構築するのです。

まあ創作の歴史というのは非常に長いので、今回のアイデアが完全なるわたしのオリジナルではないということは十分に理解しております。と言いますか具体的にそういう作品は存在します。例えばこの作品です。





SFホラー界のビッグネームであるジョン・カーペンター監督の代表作にしてSFホラーの金字塔であり映画史的にも重要作品である超重要作品『遊星からの物体X』です。ほぼ半世紀前の作品なのですが、今観ても十分ショッキングな驚異的なオンリーワンな作品だと思います。日常生活ではお目にかかることのできない生物が登場して驚かせてくれます。この作品は実は同じ原作小説(『影が行く』という小説です。)の二度目の映画化なのです。ちなみに一度目の映画化がこちらの作品『遊星よりの物体X』です。



身も蓋もない言い方になりますが、普通の人型モンスターとの戦いを描いた普通のモンスター映画です。しかも人型モンスターなのに『THE THING』というタイトルで物体呼ばわりされているところがコンプライアンス的にも問題がある…ともうクソミソな事ばかり言ってますが(苦笑)、先述の『遊星からの物体X』の創作のきっかけになったかもしれない作品なので、そういう意味で存在意義はあると思います。ほんとひどい物言いですみません(苦笑)。この作品が好きな方を否定する気はありません。と言いますか『遊星よりの物体X』の制作年が西暦1951年であることを考えるとSFXを駆使した作品制作が行えなかったことで人間が演じるモンスタームービーになったのは致し方無いというのも理解できます。ならば作らければ良かったのでは…とも思いますが個人口撃はこれくらいでやめておきます(苦笑)。

まあ今の例は「過去に映画化された作品と同じ原作小説を自分の解釈で作った映画作品」ということで単純にオリジナルとリメイクという文脈で語れないのかもしれませんが、モチベーションとして「オリジナルを超えるリメイクを作ってやる!」に近しいと思いましたので挙げさせてもらいました。

次の作品はリメイクです。こちらですね。


〈Gary Moore/Friday On My Mind〉


個人的に初聴きの瞬間から好きになった大好きな曲です。そしてオリジナルがこちらですね。


〈The Easybeats/Friday On My Mind〉


youtube時代になってから初めて聴きました。先述のゲイリー・ムーアのCDのライナノーツにカバーソングであることが記してありましたので存在は知っていました。そして聴いたのですが…曲は良いけどパフォーマンスが……と思いました。失礼極まりないことは理解しております(苦笑)。でもほんと曲は素晴らしいと思います。ゲイリー・ムーアという良いミュージシャンに出逢えて曲も幸せだったと思います。重ね重ね失礼極まりなくて申し訳ございません(苦笑)。しかしオリジナルを超えるリメイクというとこの曲を思い浮かべるわたしです。

他にもそういうオリジナルを凌駕するリメイク作品がわたしの頭の中に存在するのですが、例示することでオリジナルを貶しているような誤解を招くことになるのでやめておきます(苦笑)。まあとにかくリメイクをやるなら装飾を加えただけみたいな単なるリメイクではなくてオリジナルが素晴らし過ぎるものではなくて、いろいろと足りない作品を発掘して再構築すれば創作意義が生まれるのではないかと思った次第でございます。

余談ですが、このプログラム自体があるオリジナルに対するアンチテーゼで生み出された企画なのです。知る人ぞ知る『ユリイカ』という雑誌があるんですが、その雑誌はいわゆるサブカル雑誌で雑誌名の由来である「ユリイカ」な感じは皆無です。読んでみても「ユリイカ!」という気持ちにはなりません。そのへんが40年間くらいモヤっとしていましたので、あえて同名の企画を始動させたわけでございます。言わばこの企画はアンチテーゼがモチベーションとなって生み出されたわけですね。ちなみに雑誌『ユリイカ』の創刊は西暦1956年ということでわたしのようなマイナーブロガーが楯突くには余りにも強大なる存在であるので『ユリイカ』関係者の方は歯牙にかけてもらわなくて結構でございます。

ということで今後も何か閃きましたらプログラムを発動させたいと思います。現場からは以上です。読者の方お付き合いありがとうございました。また次回でございます!


【終劇】



〈制作スタッフ〉

谷岡 敦(キャップ)


〈中の人〉

葛井 徹(創世者)