【中の人】鳥山明さんを悼む


※読者の方へ この雑談は各自が2メートル離れた状態で行われています。ご了承ください。

葛井

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読者の方どうもこんにちは。脳内フリーターズの中の人葛井がお送りいたします拙いお喋りプログラム「ポケットに内部事情がいっぱい」です。よろしくお願いいたします。今回のお相手はこちらの方です。


有賀

読者の方どうもこんにちは。脳内フリーターズの編集長有賀です。よろしくお願いいたします。

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葛井

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今回の話題はこちらのニュースです。日本だけにとどまらず世界にも認知されている超ビッグネームである漫画家の鳥山明さんがなくなりました。ご冥福をお祈りいたします。


https://news.ntv.co.jp/category/culture/db6e27d836344f659c9b1bb996de8948 



有賀

ご冥福をお祈りいたします。ほんとびっくりしましたね。アラフィフの我々は直撃世代ですからね。常に鳥山さんの作品に触れながら成長してきたと言っても過言ではないという感じでね。まあメディアの追悼コメントで同じようなことを皆言ってますけどね。だからどんなコメントしても被る(苦笑)。

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葛井

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そうだよね(苦笑)。でもまあほんと『Dr.スランプ』が大ヒットした時ぐらいから常に世の中に認知されている感じだもんな。ほんと凄いと思う。

で、今回どうしても言っておきたいことがあるんだけど、我々のブログは鳥山明さん無くして存在しないんですよね。


有賀

クリエイターみたいな人みんなそう言ってるでしょ(苦笑)。また同じような話するの?

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葛井

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いや、あんまり被らないと思いますね(苦笑)。

で、具体的に鳥山さんからの影響について語ると、うちのブログのスタイルである原作者が自分の作り出したキャラクターとキャッキャキャッキャやり取りするスタイルは鳥山さんの『Dr.スランプ』から影響を受けているんですよ。



有賀

なるほど(苦笑)。うちのブログで言うと、原作者である葛井とその創作物である我々フリーターズのやり取りは『Dr.スランプ』でしょっちゅう作中に鳥山さん自身が登場してやり取りしてたあれがうちのブログの元ネタであるというわけですね。世間的に認知されてない人間が影響を公言してどうなるって話だけどね(苦笑)。

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葛井

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まあそうなんですけどね(苦笑)。とにかくそのやり取りが好きで取り入れてるということは伝えたかったんです!吾妻ひでおさんも同じようなことをやってたことを後に知ったけど、わたしに直接的影響を与えたのは鳥山明さんだというわけですね。まあそれにとどまらずユーモア感覚とかセンスとかほんといろいろ影響受けてる。だからもうほんと亡くなったことがショックだね。



有賀

同感です。あと鳥山さんの嗜好ってライトエンターテイメントでしょ?だから鳥山さん経由で知ったものに触れてみても安心して楽しめるよね。映画とか特撮とかね。

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葛井

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そうそう。俺等もそういうライトエンターテイメントに触れることから離れてアングラ系とかエログロナンセンスとか何て言うか…触れてみてドス黒いものが心の中に残るようなものにも触れてきたけど、心身の回復力が衰えたくたびれ中年になってくるとそういうのに触れるとキツいじゃないですか(苦笑)。やっぱりライトエンターテイメントがいいなって思いますね。



有賀

いや、思い返すと鳥山さんの作品って清濁合わせ持ってると思うよ。過激なユーモアとか入ってたよね。鳥山さんのセンスでキャッチーになってるけどアングラ文化もエログロナンセンスも入ってると思う。料理の仕方が巧みだからのど越しも後味も悪くない仕上がりになってるだけだよね。具体的にどの辺がと言われるとうまく説明できないけど、キャッチー一辺倒でもないかなと思うけどね。

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葛井

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あー確かにそうかな。ストレートなライトエンターテイメントとは異質な感じするよね。でもキャッチーな仕上がりってやっぱりセンスが凄いよな。て言うかやっぱり俺等は『Dr.スランプ』が好きなんだよ。ポップセンスとか過激なユーモアとかなんでもぶちこんだ画期的なギャグ漫画だったと思う。



有賀

それはほんとそう思うよね。『ドラゴンボール』も好きだけど、やっぱり俺等は『Dr.スランプ』が好きで、もっと鳥山さんのギャグ漫画が読みたかったと思うよね。

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葛井

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同感です。しかしまあ『Dr.スランプ』を好きすぎる我々が作風模写して続編を作る手もあるかな。


有賀

そんな手あるのか(苦笑)。だから『Dr.スランプ』後期から『ドラゴンボール』初期にかけての時期の絵柄が俺等が一番鳥山さんの絵柄で好きな時期だから、それを再現するとかね。

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葛井

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そうそう(笑)。まあやれたらやりたいですよね。読みたかったら作ればいいんだよ。とかめちゃくちゃバチ当たりなこと言ってるような気がしないでもなくなってきたのでこのへんで終わりたいと思います。

鳥山明さん楽しい時間を提供していただきどうもありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。



有賀

鳥山明さん楽しい時間をありがとうございました。ご冥福をお祈りいたします。

というところで現場からは以上です。読者の方お付き合いありがとうございました。

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葛井

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読者の方お付き合いありがとうございました。また次回です!


【終劇】


〈制作スタッフ〉

有賀 達哉(編集長) 葛井 徹(中の人)


〈文責請負人〉

葛井 徹(中の人)