part.101〈過剰演出の世界〉

※読者の方へ
この雑談は各人が2メートル離れた状態で行われています。ご了承ください。

園川:読者の方どうもこんにちは。脳内フリーターズの監督園川でございます。今回もお付き合いよろしくお願いいたします。
谷岡:読者の方どうもこんにちは。キャップの谷岡です。よろしくお願いいたします。
園川:今回の話題は「テレビ番組の過剰演出」についてです。とあるノンフィクション番組で、ノンフィクション番組にもかかわらず、出演者に対して「口喧嘩してください」などの指示があり、その他にも事実とかけ離れた演出があったことが発覚しています。しかも先日リアリティ番組騒動があったテレビ局の制作番組でした。
谷岡:ええっ!そうなんですかぁぁぁぁぁぁ!
園川:(笑)どうした?
谷岡:リアクションを過剰にしてみました。
園川:そうですか(笑)。アラフィフになるとそういうことするのキツくなるよな?
谷岡:(笑)それありますよ。体力的にも精神的にもキツいですよね(笑)。で、話を戻しますけど、過剰演出って要するに「やらせ」ですよね。ある程度やらせの要素が無いと番組が成立しませんからね。山無しオチ無しになるとつまんないですからね。
園川:そう思うよ。だからやらせ自体はある程度あっても良いと思うけど、ノンフィクション番組という名目でやってる以上は事実と放送内容がかけ離れすぎると後々出演者から苦情が出るよね。
谷岡:そうですよね。だから昔なら非芸能人を出演させる番組で過剰演出しても、その事実が明るみに出ることって殆ど無かったんですけど今だとすぐツィッターとかで暴露されますからね。もう疑似ノンフィクション番組作ることが難しくなってると思います。
園川:そうだよな。と言うか僕等の場合テレビに演出はあっても面白ければOKって感じだからノンフィクションとかリアリティを前面に出さなくてもいいと思うんだよな。
谷岡:そう思いますよ。て言うか視聴者からエピソードを募集して、俳優とか芸人に演じてもらうようにすればいいんですよ。事実をもとにしたフィクションって感じですね。例えばツィッターであった「総菜屋でポテトサラダを買おうとしたら、高齢者から「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」と言われている子連れの母親がいた」とかですね。
園川:出ました(笑)。いや、その話自体捏造だからね。
谷岡:(笑)ですよね。て言うかツィッターっていかに創作ストーリーを 実際の出来事に思わせるかって話ですから、やらせノンフィクションと同じ手法ですよね。
園川:確かに(笑)。でもそんな創作ツイートでもかなり共感呼んでたりするからね。と言うかそのポテトサラダの件は本当に創作ツイートであってほしいよな。おそらく反論出来ないあろう男性高齢者を叩くツイートばっか上がってるからね。確かに男性高齢者にも改めるべきところはあるけど、何十万人に文句言われる筋合い無いよな。第三者が吊し上げるのもどうかと思うよな。
谷岡:ほんとそうですよ。まあ前のブログ(part.98参照)で散々話してましたけど、その傍観者も気持ち悪いですよね。話盛ってる可能性もありますしね。個人攻撃に変わってること考えると、やっぱり創作ツイートであって欲しいですね。
園川:ほんとそうだよ。話盛ることで個人攻撃がエスカレートして誹謗中傷の嵐になって先日のリアリティ番組の事件みたいになるからね。
谷岡:そうですよね。本当に恐ろしいですね。あのリアリティ番組にしても過剰演出が悲劇を生んでますからね。やはりネットで情報が行き交うこの時勢にリアリティ番組やノンフィクション番組の制作は後々問題発生しやすいので、かなり慎重に制作しなければならないですね。昔のやり方で制作すると殆どトラブルになりますからね。
園川:そういうことです。無理してノンフィクションに拘らない方が後々トラブルにならないということですね。ということで今回ここまででございます。読者の方お付き合いありがとうございました。
谷岡:読者の方お付き合いありがとうございました。また次回でございます!

                             【part.101 終劇】

〈制作スタッフ〉
園川 雅也(監督) 谷岡 敦(キャップ)
山崎 義視(落書き屋)

〈文責請負人〉
葛井 徹(天婦羅社長)