part.56〈文化系サバイバル〉

※読者の方へ
この雑談は各人が2メートル離れた状態で行われています。ご了承ください。

遠藤:読者の方どうもこんにちは。脳内フリーターズ企画部長の遠藤です。今回もお付き合いよろしくお願いいたします。
佐藤:読者の方どうもこんにちは。チーフの佐藤です。よろしくお願いいたします。
遠藤:では始めます。今回のテーマは「有事の際の文化人の生き残り方」について話して行きます。今現在もコロナウイルスの影響でテレビタレントやミュージシャンや俳優などのいわゆる文化系の仕事に携わる人達は通常通りの仕事ができない状態だよね。
佐藤:だよね。て言うか凄い特殊な状態だよね。災害で施設とか設備が使えない訳じゃなくて、スタジオとか設備は使えるけど、伝染病だから人間同士の接触が殆どできないから仕事できないって状態だからね。仕事のスタイル変えるしか無いよな。どう変えればいいのかって考えてみようか。俺等文化人じゃないけどね(笑)。
遠藤:それでいこう(笑)。まずミュージシャンだね。て言うかもうyoutube使って音楽配信やってるよね。歌唱動画とか過去のライブ映像の動画とか配信してね。ミュージシャンはそれで良いよな。
佐藤:だよね。オンラインでバンド演奏できるしね。ツィッターで「補償してくれ」とか現状に文句言ってるだけじゃなくて、創意工夫して対応してファンを楽しませれば良いよな。て言うかニュースとか見てて感じるのはやっぱり平時に適切なファンサービスできてる人って、有事でも然るべき対応できてるよね。まあこれはミュージシャンに限った話じゃないけどね。
遠藤:それは感じるね。逆になんか中途半端な文化人が余計なコメントや余計な行動してネットで叩かれるパターン多いよな。メディア露出が減った芸能人が結果論だけの政策批判のツイートしたりしてね。そういうのって売名行為で生存報告と存在アピールでしかないって今時の非芸能人は知ってるから「余計なこと言うな」とか「具体的にどういう政策すれば良いか建設的なコメントしろ」って叩かれるんだよ。
佐藤:それあるよな。そんな愚痴みたいなツイート見るのとか時間の無駄なのにネットニュースでいちいち取り上げるだろ?黙殺してそのままおとなしくさせとけばいいんだよ。まあニュースで取り上げられても反感買うような人間だから必然的に露出度が減ってるって本人に身を持って理解させるためって捉え方もできるけどね。
遠藤:それあるかもね。そういうのってお笑い芸人のコメンテーターに多いよね。お笑い芸人ならお笑い動画でも作れば良いと思うけどな。やってる人はやってるんだから。
佐藤:そう思うよね。て言うかいわゆるお笑いビッグ3のビートたけしさんとタモリさんと明石家さんまさんってyoutubeでも対応できそうだよね。動画見たいもんね。
遠藤:凄く見たい(笑)。特にさんまさんが見たいね。さんまさんが喋ってるだけで成立するからね。て言うか『お笑い向上委員会』とかやめればいいのにって思うよ。後輩芸人並べて権威を誇示してるだけって感じするでしょ?
佐藤:(笑)そんな感じするね。実際後輩芸人がさんまさんに気遣いしてるの見るのがキツいから見てないけどな。他の番組もそうなってきてるよね。「さんまさんが言ってることだから笑ってあげなきゃ」みたいな雰囲気で笑ってもらってるってネットでコメントがあるもんね。若いテレビ視聴者だともっと無礼な「老害」コメントしてたりするしね。そういうのが気の毒でしょうがない。さんまさんがつまんなくなったわけじゃなくて昔と同じことやらせてる制作スタンスが問題なのにね。
遠藤:それ思うよな。て言うか軽々しく「老害」とか言う人間って身元分かんないけどその人間自身若さしか取り柄がない人間だったりするだろ?予想だけどね。まあそれはさておきさんまさんがつまんなくなったわけじゃないっていうのは同感だね。だからこそじっくりさんまさんが喋るのが見たいと思うんだよ。俺等に限った話じゃなくてそういうファン結構いると思うよ?
佐藤:いるよね。動画アップしたら結構再生数稼ぐと思うよな。あとネットのコメントの話するとたけしさんに対しても無礼なコメント増えたよね。
遠藤:それ分かる。だからたけしさんも動画配信重視に切り替えて良いと思うよ。たけしさんの話が聞きたいって思うファンだけ見てくれるような状態にすれば無礼なコメントするような奴は見ないだろうしね。たださんまさんもたけしさんもテレビ局に対する義理があるから続けてるのかもしれないし、テレビ局も2人に対する義理があるからオファーを切らないんだろうしね。なかなか難しいかもね。
佐藤:そんな感じするね。まあ俺等にそういう決定権ないから余計なこと言うなって話なんだけどネットで叩かれるの見るのがキツいっていう話ですね。でも2人の叩かれ方見てるとタモリさんってほんと凄いよね。殆ど否定的なコメント見ないからね。あと『タモリ倶楽部』自体が低予算動画の雛型みたいな番組だからネット動画との親和性が高過ぎるもんね。
遠藤:それあるね。だからタモリさんが動画制作しても違和感殆ど無い気がする。で、話戻すけどテレビタレントでもそれなりの地位の人が動画配信すれば視聴数稼げるんだよ。とんねるずでもウッチャンナンチャンでもダウンタウンでも動画見たいもんね。
佐藤:そうだよな。て言うか石橋貴明さんの『石橋、薪を焚べる』とか「youtubeでよくない?」って思うんだけど石橋さんとフジテレビの忖度し合いなんだろうね。でも石橋さんも音響だけしっかりした空間でゲスト呼んでトークするだけで再生数稼げるよな。石橋さんだったら秋元康さんでも呼べそうだろ?
遠藤:呼べそう(笑)。て言うかその動画見たいよね。俺等に限った話じゃなくて思い出話だけでも聞きたいっていうファンがかなり存在するよね。だから最低限の人数で動画制作するだけで稼げる人達っているよな。て言うか話が長くなってきたから締めようか。佐藤さん締めをお願いします。
佐藤:了解です。ミュージシャンや音楽関係者やタレントの方やテレビ制作者の方は動画制作に活路を見出してみればどうでしょうか?低予算番組を作るスタンスでチャレンジするのも生き残りの手段だと考えます。以上です。
遠藤:そういうことですね。ということで今回ここまでです。読者の方お付き合いありがとうございました。
佐藤:読者の方お付き合いありがとうございました。また次回でございます!

                            【part.56  終劇】

〈制作スタッフ〉
遠藤 文夫(企画部長) 佐藤 宏樹(チーフ)
山崎 義視(落書き屋)

〈文責請負人〉
葛井 徹(天婦羅社長)