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政治経済外交に関して、世のニュース解説が浅すぎるーと思った時にエントリすることにしました。

もう返せないー!って心配になる人が後を絶たないるいわゆる国の借金という議論がある。

[東京 8日 ロイター] - 財務省は8日、国債と借入金の現在高が2015年3月末時点で1053兆3572億円と、過去最大になったと発表した。

内訳は、内国債が881兆4847億円、借入金が54兆9841億円、政府短期証券が116兆8883億円。内国債のうち、普通国債は774兆0831億円だった。


底の知れた知恵者もどきがこの数字で社会不安を煽る。「これは国民1人当たり約830万円の借金にあたる」「もう返せないー」となる。

しかしながらこれの貸し手は我々国民だ。貸し手としてこの借金なるものを見たとき、はい返しますよ、と返してもらったってそのお金どうしたらよいのよってことを考える必要がある。株式市場になだれ込んでバブルを引き起こしたりされても困るではないか。

そしてその借金を返済するプロセスはどうか。それは税収をあげて支出を減らすということだ。税金が上がって行政サービスが落ちる、と言い換えても良い。国民としてそれを求めるのだろうか? それはやめてよってことになるに決まっている。

政府のバランスシートを見るとそりゃ負債が多くてあれってなるのは間違いないが、これは国のバランスシートではなく、政府のバランスシートだ。日本全体としてみれば安心出来るんじゃないかね。

この国債という仕組みは日本国民の預貯金を日本政府が国債を発行して再度政府支出に回す仕組みだ。

国民を奥さん、政府を旦那さんと喩えると、奥さんのへそくりを旦那さんが借りて、家計の足しにしているということだ。家庭内の融通なので奥さんからはブツブツ言われるがサラ金に借りたわけではない。そこがギリシャとの違いだ。

奥さんが小金持ちなのでありがたいって話だが、その奥さんのへそくりは家庭として稼いだものだ。奥さんへのお小遣いを減らせば話が早いのかもしれないが、そうすると奥さんの機嫌が悪くなるだけで別に世帯収入が増えるわけではない。

つまりは奥さんのへそくりを借りているマスオさん状態こそが家庭が平安ってことだ。

ではこの奥さんのへそくりが尽きたらどうする? 奥さんはまだ1000兆円位のへそくりがあるが、さすがに20年位で借りるへそくりが尽きるかもしれない。その時は困るんじゃないかという議論だ。

この場合は奥さんのへそくりではなく、家庭の世帯収入を気にするべきだ。世帯収入が確保されて居なければこのへそくりマジックは使えなく、サラ金から生活費を借りる生活になる。そうならないように国全体の収支を黒字に保つことが大切だ。あとは奥さんへのお小遣いをいくらにするかという話だが、家庭内の借金が解消されても、それはあくまで家庭内のいざこざの話でしかなく、生活がよくなったり悪くなったりする話ではないことに留意すべきである。