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政治経済外交に関して、世のニュース解説が浅すぎるーと思った時にエントリすることにしました。

北朝鮮は核開発を進めており、ブラフであろうと推察するが弾頭の小型化によって核弾頭の打ち上げ能力を獲得しつつあるとの報道もある。普段より挑発的に日本海にミサイルを発射するこの国家は日本人を拉致した犯罪国家でもある。

こうした国のお隣の日本は個別的自衛権の中でも先制的自衛権の行使を具体的に検討しなければならない。先制的自衛権は、自国攻撃を受けてから受動的に発動する自衛権ではなく、先制的に自衛権を行使して外国勢力の武力を排除することだ。

例えばイスラエルは過去イラクの核開発に対して先制的自衛権を行使して攻撃したし、いまもイランの核開発に対して攻撃する力と意志をもって対峙している。

そして今日本は北朝鮮の核開発に晒されている。小型化した弾頭の向かう先は日本やアメリカだ。これを未然に防ぐため、打たれる前にやっつけるための対基地攻撃能力を持っておくのは、個別的自衛権の範囲である。

アメリカがこの攻撃能力を発揮してくれればよいのだが、日米安全保障の範囲内でまだ日本に被害が出ていない段階で先制攻撃を期待するのはムリだろう。北朝鮮から日本への攻撃が予見された場合に最初の一発を打つとしたら、日本が決断しなければならない。

そしてこの自衛権を持てばそれ自体が抑止力となる。彼我が武器を持って睨み合う状態は好ましくないが、相手が武器を持とうとしているのに、こちらが手ぶらでは武力の均衡が取れない。北朝鮮みたいな武力を誇る国家に多少ともなり対抗手段をとらせて頂いても、北朝鮮は快く許してくださるだろう。強大な軍事大国朝鮮民主主義人民共和国さまの圧力に耐えかねて小日本としても多少の戦力を準備させていただこうというのだ。

さて、この先制的自衛権であるが、話を第二次大戦さかのぼって考えればどうなるか。一般には真珠湾攻撃で始まったとされる大東亜戦争だが、当時のアメリカの日本に対する石油の禁輸措置は現在では宣戦布告または戦争行為に等しかったという見方もある。石油の禁輸はそれほど日本という国家の存続が危ぶまれる出来事だったのだ。フライングタイガースの存在がなかっとしても、真珠湾および対英米戦争は日本による個別的自衛権かつ先制的自衛権の行使であったと言ってもも良いことになる。

ここで現在の国際情勢に戻ればどうなるか。アメリカ政府は気づいてか気づかぬふりかわからないが、つまり現在安倍政権で進めている安全保障法制は、ホルムズ海峡などでの有事で石油が入らなくなることを想定している。これこそは74年前の日米開戦当時と同じ状況であるのだ。

つまり安全保障法制は現状のアメリカ中心の国際情勢に応じた軍事的な対応であるにもかかわらず、大東亜戦争開戦時の日本の置かれた立場を肯定する、アメリカにとっては言って欲しくない事実。日本の開戦は正当だったことをいみじくも裏付けるものであることだ。