壊心死書 -2ページ目

オリさんの里

オリさんの里はとてものどかである。

一度帰ってしまうと、理由も無く暫く其処に居座っていたいと感じる…そんな里。

ゆっくりと流れる時間は、生きている事を彷彿と思い出させてくれる。

オリさんは、ある年齢を境に…いや、ある人の死を境に「時間」を激しく意識する様になった。

時間=焦り

此れはいけない事だ。
決して何らかの幸を得られるとは言い切れない。

しかし、何故だか私はこれからも

時間=焦り

こう考え続けて居たいと強く願う。

理由は単純である。

ひとつは、自らをそう脅かし、ジリジリと追い詰める事で何かが変わるのではないだろうか…そう考えるから。




もう一つは…もう二度と、己の中に後悔の念を残したまま、大切な人にこの世を去って欲しくないからである。

オリさんの画才


「天は人に二物を与えず」


と言う言葉が在るのをご存知だろうか?


まず、オリさんに二物の内、天が全ての人間に与えて居るとされる「一物」と呼ばれる人様に自慢出来る様な何かが有るのかどうかは、謙虚に別として…

いや、此処は仮にその素晴らしき「一物」が、オリさんの身に有る、若しくは備わっていると仮定しよう。

そしてそれを「陽」と呼び、対なる物を「陰」と呼ぶとした時、


二物の内の「陰」は…



此れ以外に考えられない。

そう、お分かりの方も少なくは無い筈。


此れは、オリ画伯による
「名探偵コナン」


…である。










「天は人に二物を与えず」


此れからの人生も、

この言葉を最高の「言い訳」として使っていきたい。

オリさんの一言






私は手首を切らない。




それは単に面倒臭いからである。