心療内科へ受診。
今回から院長の勧めでキャリアカウンセリングなるものを受けることに。
キャリアカウンセリングって何すんの?
どうせ就職支援でしょ?みたいに思っていたら。
自分の強みを見つけてそれを復職や転職に活かしていきましょうみたいな。
自分の強みを見つけて自己肯定感を上げていきましょうみたいな。
失われた自信を取り戻しつつ、自分は社会や会社に対して何ができるか。
適材適所で自分にはこういった取り柄があって、次の仕事に活かしていく。
キャリアカウンセラーはいわゆる伴走者みたいな役割でサポーターのような。
そんな立ち位置らしい。
自分の強みとか弱みとか。
この年齢になったらある程度分かっているつもり。
そう「つもり」で、意外と今まで自分と向き合ってこなくて自分軸で
生きていなかったから40代半ばで自分迷子になっている訳でしょ…。
気の弱そうなカウンセラーさんは実は自分も元患者です…って話してくれて。
このクリニックで治療を受けて、キャリアカウンセラーという資格を取り
それこそ大胆なキャリアチェンジをして、同じような立場の人の
役に立ちたいって使命を見つけて、昔の自分より今がとても充実していると
話してくれた。
多分休職し始めたばかりの私だったら心の底から「は?何言ってんのお前」
って心の中でバカにしていたかもしれない。
でもきっと院長が言っていたように、後ろ向きな自分からいい加減もう
前に進む時期になってしまったのか、キャリアカウンセラーの言うことが
結構身に染みる。
カウンセラーは私の圧が強いのと私が「今まで大変な思いをしてきたから
今が一番幸せで、傷病手当と保険金貰って1年半休みたい!」って同じこと
言ったら「レイチェルさんはそこまで自分のやりたいことを明確に言えていて
自己分析できているのならいいと思います」とやや弱気な感じ。
でもなんだろう。
もと患者で彼も色々と悩んでセラピーやら治療やら受けて、今現在の自分が
以前の仕事よりも充実して満足していて、6年前より状態が良くて、昔自分が
こうなりたい、人生穏やかに生きていたいとか願ったことが数年後叶っている
っていう、彼の話がなんだか非常に羨ましくて。
きっと今のまま傷病手当をもらって就労不能保険が入ればしばらく生活はできる。
でも将来の自分は果たして幸せだろうか?
何年後に自分はこうなっていたいというビジョンは描けないけど、
将来は心穏やかに、波風のたたぬさざ波のような精神状態でゆっくり、
ゆったり過ごしていたい(もうジェットコースターや他人に振り回されて
生きるのは絶対に嫌だ)という願望は私にはあるじゃないか…。
将来もお金に困らず、必要最低限の生活をして、欲しいものは我慢せず、
そんな高い物じゃないよ、冬服買い換えたいとか、目の前にある本を買いたいとか
ちょこっと旅行行こうとか、そういったのもできるような体とお金は持っていたいし。
今の生活は生活でとても居心地がいい。
仕事していないけど傷病手当金は入ってきて、自分でご飯作って美味しく
食べられて、ちょこっとカフェにも行ける。
好きな時間に寝て、起きて、何をするものしないのも自由。
でも永遠に続くわけじゃなくて私もいつかはまた働かないといけない。
今の世の中だったら定年退職後だって身体がもつ限りずっとだ。
休職し始めた頃はそんな風にも思えない位、やっぱり切羽詰まっていたんだな。
モラハラパワハラに耐えるのも限界だったのかもしれない。
休職4か月目にしてやっと前向きな変化が出てきたんだ…。
ちょっとそんな自分にびっくりした。
でも沼の底から出ると決めるのも自分なんだ。
本当の私は出たがっているけどそこにブロックをかけているのも自分なんだ。
もうこうなったらとことん自分と向き合って、本当の意味のキャリアを
考える時が来ちゃったんだ。
一応…カウンセラーさんが紹介してくれた本。
キャリアカウンセリングから一応課題を毎回出されてそれをやっていく感じ。
だけど私は今回でもう終わりなんじゃないかとカウンセラーに思われていたらしく
課題は出されなかった…(今回は顔合わせだったのか?)
次回の予約は私に委ねられているけど、でも初めて私が自分から受けたいと
思ったカウンセリングだから、本を買って課題をやってみようと思う。